フランスで50万人規模のデモ
フランスで50万人規模のデモが起きた。
企業は2年間は、自由に新たに雇用した人物を
クビにできるとした法律が気に入らないらしい。
フランスの若者はパワフルだなあと思ったが
フランス政府はこの法律を変更する気は無いと答えた。
フランス政府もなかなかパワフルである。
こんな法律ができたということは、過去に2年以内に
クビにしたい人物がたくさんいたということだろうか。
わたしは物事をひねくれてとるタイプなのか、
ふとん叩きオバチャンの事件も、あんなに
オバチャンが怒り狂うのも、お隣がずるがしこく
冷たく意地が悪く、オバチャンの怒りを買う事が何か
あったのではないかと、疑ってしまう方だ。
ふとん叩きオバチャンがうるさく騒いだのは犯罪だけれども
オバチャンのご主人が病気の時に、お隣がうるさくして
ご主人を苦しめたとか、ご主人は病院に入って亡くなったとか、
息子も後を追うように亡くなったとか、同情できる要素も
ある。オバチャンの機嫌が悪くなって騒ぐとお隣さんは
裁判に訴えて勝ち、オバチャンは罰金を払った。
罰金を払ったのに尚も、騒音で相手を苦しめたのだが、
そこまで怒らせる何かが、お隣さんの態度にも
あったのではないかと考えている。
テレビの取材に応じる様子から、わたしの知り合いの
ずるがしこく冷たく意地の悪い人と同じ雰囲気を感じた。
ふとん叩きオバチャンにもしも、安田好弘弁護士が付いていたら、
いろいろ知恵を働かせて、オバチャンの悲しい過去やら
精神の疾患の疑いやら、ドタキャンやらをくりかえし、
無罪にしてくれただろうに。
ふとん叩きオバチャンは、騒音妨害は罪だという新しい認識を
世間に与えてくれたけれども、お隣さんも直ぐに裁判にかけず
誰かに仲介に入ってもらって解決してもよかったのに
裁判で勝ってお金を払わせたからよけいオバチャンを
起こらせたのは間違いない。
オバチャンがもし、韓国人や中国人だったらあれだけ怒っても
別に不思議では無いと思うわたしである。
今の日本には、町長さんとか近所のもつれた人間関係を解きほぐす
役目の人が存在しない。
誰も、問題に関わりたくないし、そんなに人に感心が無いのだ。
まるで、微生物のいない汚れた川のようで、問題がそこにあっても
誰も解決してくれないので、汚れは浄化されないまま下水処理場で
処理されるしかないのだ。
フランスのデモの話しから、ふとん叩きオバチャンに話しが飛びました。
失礼。
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[パリ 18日 ロイター] フランス各地で18日、新たな
雇用促進法は雇用を不安定にするとして、撤回を要求する
労働組合や学生ら50万人がデモを実施した。
抗議者のリーダーらは最後通告を行い、政府が20日夜までに
新たな雇用促進法を撤回しない場合は、ゼネストに突入する
可能性があると述べた。
同リーダーらは、政府が期限までに要求を受け入れず、
社会的な緊張が生じた場合は、その責任は全てシラク大統領と
ドビルパン首相にあるとの見方を示した。
パリのナシオン広場では、暴徒化した一部の若者が警察と衝突。
車両に放火したり、店の窓ガラスを割るなどしたが、警察が
催涙ガスで応戦し、抗議者らを立ち退かせた。
デモ主催者側は、今回の抗議活動の参加者数は全国で
130万─140万人、そのうちパリでは最高40万人が参加したと
発表しているが、内務省は全国で50万3000人、パリでは8万人が
参加したとしている。