中国のネットの話 | 日本のお姉さん

中国のネットの話

今、中国では、ネットで個人をリンチする風潮があるらしい。

「お母さんが心臓病で二度目の手術をしないと死んでしまうんです。

どなたかわたしの未来を買ってください。お母さんが死んだら

わたしも生きていけません。」などと書いて募金を募った大学生の

女の子がいたが、実は、彼女はもらったお金でナイキの服を買って

おしゃれしていたとか、母親は一回目の手術が上手くいって

元気にしているなどと訴える人が現れ、個人情報をばらされた。

母親は募金をもらった手前、二度目の手術をしなくてもいいのに、

無理に手術を受けて、手術中に死んだ。

女の人が可愛い子猫を湖のほとりで、足元におろし、そのまま

パンプスのピンヒールで子猫を残酷にも踏み潰すという映像が流れた。

犯人を調べてみた人が女の名前もその映像を売った人の名前も

ネット上でばらした。
前にも書いたけど、日本でも、そんなことがあるよなあ。

日本では、ネット上で、殺人予告をした人は逮捕された。
ネット上で、いつか日本人の患者を殺してやると言った和歌山の

在日の医者は、ネット上で勤め先と顔の写真がばらされていた。

知らない間に個人情報をネットでばらされて、知らない間にネット上で

リンチにされるのも恐いなあ。


日本と中国のネットの様子は似たような感じなのかな。

違うのは中国では、政府が全てチェックしていること。

有名ブロガーがちょっとヤバイことを書くと、その記事は削除されること。

日本の新幹線を導入するのは、技術を盗んで国産を作るためという

記事を出すと、ヤバかったのか、しばらくして記事が見えなくなること。


映画「未来世紀ブラジル」みたいで恐いなあ。映画「マトリックス」

みたいに全てが管理されているようだ。

メールなんかも全部見られているのは間違いない。

昔は個人的な手紙だって全部開けて読んでいたらしい。

(今は、開封しなくてもレントゲンで文字ぐらい読めると思うけど、

 どうなっているのかな。)中国にとって、危険だとされる人物の声を

記録して、空港でその人物が外国に逃げ出さないようチェックする

器械も輸入して、各空港に取り付けているし、共産党一党独裁の

国は、やっぱり自由が無い国なのだ。

残酷映像を撮影した個人と、それを購入して流した人に対する

中国政府の「おしおき」はあるのだろうか。それはどの程度のものなの

だろうか。ある宗教団体の中国政府の監視の壁を越えるソフトを

作った人は、アメリカに住んでいるのに中国人の二人組みに襲われて

パソコンを二台とも奪われた。本人は半殺しの目にあった。

中国って民主主義ではないから恐い。どこの国でも独裁者の

操る国は、そんなものなのかもしれない。民主主義がありがたい国だと

いうことだ。日本をずっとありがたい国に保つように

監視しないといけないな。