中国はアメリカで日本の悪口を言う。 | 日本のお姉さん

中国はアメリカで日本の悪口を言う。

中国は、アメリカで早いうちからロビー活動をしていた。昔の話だが、蒋介石
の三度目の妻の「美齢」は、宗家の娘だ。この宗家の娘がやり手で、蒋介石が
アメリカの助けを引き出すのに成功したのは、この美齢のおかげともいえるだ
ろう。

1943年(昭和18年)、蒋介石は美齢と共に、中国への軍事支援を拡大させ
るため訪米し、ルーズベルトに会見した。ーーー2人は熱狂的歓迎で迎えられ
た。美齢は夫の通訳であったが、アメリカでは彼女が主人公だった。

1945年、蒋介石は日本との戦争に勝利したが、彼の戦いは終わることはな
かった。
5・20事件で、市民や学生デモを銃弾で倒し、共に戦ってきた共産党を敵に
回し、またも内戦に逆戻りした。

1949年、「人民解放軍」が、台湾を除く中国全土を制圧すると、蒋介石と
その一族は大陸を離れ、台湾へ脱出した。(中華人民共和国が成立)
その頃美齢は、姉である宋家の長女・靄齢と共に、こうした動向をニューヨー
クから優雅に見守っていたーーー。

ーーー台湾に帰ってきた美齢は、蒋介石、長男・経国、次男・緯国の内輪モメ
を目にする。

アメリカでは、

朝鮮戦争を機に緊迫した米ソ冷戦で、蒋介石を「反共のヒーロー」だとマスコ
ミが大々的に宣伝したが、その陰には「チャイナロビー」と呼ばれるロビイス
トの一団が精力的に活動していたのだ。また、美齢の姉・靄齢以下の宋一族は
ニューヨークで資金集めもした。

----台湾には、もとから台湾にいる本省人と、蒋介石と共に大陸から渡ってき
た外省人がいる。今中国にいるのは、蒋介石率いる国民党に勝った共産党だ。

以上で、

昔から中国は、アメリカで人々の関心を中国に惹きつける、というロビー活動
に長けていたということがお分かりいただけただろうか。

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現在、アメリカには「第二次大戦アジア史保存連盟(ALPHA)」という中国
の反日ロビイスト集団がある。ーーーその組織のロサンジェルス支部が、20
05年12月10日付の「プレス発表」にひとつの「発表」をした。

ウェブサイトに残るその「発表」には、「ハリウッドが遂に『紫金山が燃える
とき』という小説を原作に『南京・クリスマス・1937』という映画を制作
する」とあった。

その「発表」を元に上海の新聞「文匯報」が、今年、2006年の1月18日
に「南京虐殺を題材とするハリウッド映画が『南京・クリスマス・1937』

というタイトルでイーストウッド監督、女優メリル・ストリープ出演で制作さ
れる」という内容の記事にした。

デマだったが、確かに中国人には胸のすくようなニュースだったし、日本人に
は信じられないような嫌なニュースであった。

在米中国人を主体とするALPHAは活動目的について、「日本は侵略や虐殺
に対し、公式謝罪も賠償もしておらず、その実行を求める」としており、中国
当局が関与する「世界抗日戦争史実維護連合会」の傘下にある。

この団体は、日本政府や企業を常に糾弾し、事実に反する主張で日本を

攻撃する点では、明確な反日団体といえる。

ALPHAの母体となる「連合会」は、中国国営の新華社通信につながるサイ
トを持ち、中国主要都市で、当局の支援を受けて集会を開くなど、中国政府と
密接な絆を持つ団体だ。

ALPHAは、90年代の後半、アイリス・チャン著の「ザ・レイプ・オブ・
南京」の宣伝・販売に協力した実績もある。

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アイリス・チャンは、台湾出の外省人(=中国大陸から渡ってきた中国人)で、
中学生の時にアメリカに渡り、中国系アメリカ人となった人だ。ーーー彼女の
本は、ドイツ人で、ナチス党員であり、武器輸出商人であったジョン・H・C
・ラーベの日記を基にしている。

日本が、日・独・伊三国同盟を結ぶのは1940年9月で、南京の虐殺があっ
たとされる日は、その3年前。
ラーベは中国に武器を売っていたので、当然、中国寄りの意見を日記に

書いている。

戦争当時、南京で小規模な戦闘があったのだが、そのことをドイツ人のラーベ
がヒトラーへの上申書に、
「中国人は10万人だというが、私は、5~6万人だと思う」という報告をし
ている。が、アイリス・チャンはそのことには一切触れていないーーー。

中国軍は、民間服を着用して、民間人に成りすまして日本軍を攻撃していた。
日本軍が追いかけると、民間人の中にもぐりこんで隠れたーーー。

彼らを見分ける際に不手際があって、民間人も巻き添えにあったのかもしれな

いが、小規模な通常の戦闘があったことは、あったのだ。

当時の南京の人口は、約20万人だといわれていた。15万人だという報告も
ある。―――南京で虐殺があった、とされるの直ぐ後の人口も20万人で
あったので、人口は変わっていない。むしろ、南京の虐殺があったとされる

よりも、人口は増えている。一ヵ月後の人口は30万人である。

当時、その頃に南京にいたという日本人も、何もそんな騒動は無かったと言っ
ている。ーーーその程度の戦闘であったのだ、ともいえる。


通常の戦闘はあったのだろうが、中国政府が騒いでいるように、死者は10万
人ではなかったし、もちろん20万人でも30万人でもない。

ラーベの言う5~6万人が、民間服を着た中国軍の数か、間違われて巻き添え
をくった民間人も含むのかは分からないーーー。他にも、アメリカ人の宣教師
も、中国人から聞いた事をアメリカに伝えたが、彼は、実際に殺戮の現場を見
たわけではない。

南京で戦闘があったことは、戦争中であったので事実であるが、大虐殺という
規模ではない。あくまでも、中国軍を対象にした通常の戦闘であった。ヒット
ラーのような、自国に住む一民族を抹殺するなどというジェノサイド(大虐殺)

の問題と同じ次元の話では決してないのだ。

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しかし、アイリス・チャン著の「ザ・レイプ・オブ・南京」の副題は

「忘れ去られたホロコースト」となっている。

中国国民党のプロパガンダを作成する担当者が、南京で「戦闘が起る前に撮ら
れた日本軍の写真」をカットして、いかにも日本軍が残虐行為を行った後のよ
うなコメントをつけ、
中国人の首を切った合成写真や、女性の局部に刀を刺した写真を本に載せて

いるが、これは後に、半数以上が、(中国国民党の)プロパガンダのために

偽造させた写真だと判明している。

ーーーアイリス・チャンは、チェックもしないで写真を載せたのだーーー

それは、彼女が台湾で育った人間だからだろう。台湾では、国民党が日本の村
を襲い、残虐な殺戮を行った「済南事件」の際に撮られた「日本人の被害者」
の写真を使って、日本が南京で大虐殺を行ったという証拠写真にしている。

この写真が、台湾の教科書では、ナチスのホロコーストの写真と共に載せられ
ている。「日本人被害者」の写真が、南京大虐殺の証拠写真として使われて

いる。

アイリス・チャンは、台湾で反日教育を受けて育った人物だし、アメリカでは
ユダヤ系アメリカ人の友人が多かったので影響を受け、本にこの副題を

つけたのだろう。

中国は以前から、ナチスのユダヤ人に対する民族浄化を引き合いに出して

日本の悪口をアメリカで言い続けてきた。

アメリカでは、今でも中国政府と深く繋がった中国のロビイスト団体が、

日本の南京虐殺事件とドイツのホロコーストを同一視して日本を非難し

続けているし、アメリカ人にもそれを信じ込ませようとしている。

日本の某新聞社に間借りする、某日系アメリカ人の記者が書く反日の社説を、
そのままニューヨーク・タイムズ紙が使い、それをさらに中国が使って「アメ
リカも日本をこう責めている!」と、中国人民に対して紹介している。
しかも、
それをさらに、あろうことか日本の新聞が日本人に紹介する。まるでそれが、
アメリカの意見のように聞こるような調子の書き方で、、、。しかし、アジア
のことになど関心のないアメリカ人には、ニューヨーク・タイムズの社説が、
いつしか彼らの意見になる危険性をはらんでいる。

ちなみに、ワシントン・ポスト紙も反日の記事を載せるのが好きである。
中国はアメリカで、日本の評判をナチス並みに落とすべく暗躍している。

中国の李肇星外相が、全国人民代表大会(全人代=国会に相当)が

開会中に北京の人民大会堂で記者会見し、知り合いのドイツ人の名を

借りて、日本の首相を
「愚かだ、不道徳だ」と罵ったが、あれは、中国という国家の意見なのだ。

「ドイツ政府の職員が『日本の指導者が、どうしてこんな愚かな、不道徳なこ
とが出来るのか、ドイツ人も理解できない」と言っていた。これはドイツ人が
言ったのだ。彼らは、第二次大戦の後、ドイツの指導者が、ヒトラーやナチス
党員だった人間を崇拝したことはないと言っている」

ーーーどうしても日本人をヒトラーにしたいらしいーーー
ーーー南京の戦闘を、ホロコーストにしたいらしいーーー

ウソも100万回言えば、自分でも信じてしまうし、他人も信じる、そして、
本当になるというのが中国式ロビー活動である。中国にとっては、5~6万人
も、30万人でも300万人でも同じ事なのかもしれない。

「小日本」に「大中華」がやられた記憶だけが、無性に腹の立つできごとであ
り、イギリスやフランスやロシアなどの圧迫に屈した過去は、あまり腹が立た
ないのだろう。
そして、
チベットで大虐殺を行ったり、東トルキスタンや朝鮮・ベトナムで行った残虐
行為は、なかったことにするのだろう。
だから、
いくら中国がヒトラーだ、ナチスだ、ホロコーストだと騒いでも、ナチスのよ
うな民族浄化を日本が行ったわけではないのだから、その点では、断固として
否定しなければならない。
ーーー国際社会では、黙っていることは「認めた」ことになるのだ。

中国が100万回言えば、日本は100万回否定し、ウソの証拠をあげて責め
立てられたなら、証拠を出して、違うと声をあげなければならない。日本人は
直ぐに中国人の大声に疲れて黙ってしまうが、していないことはしていないと

大きく声をあげなければならない。

国際社会では、声が大きいほうが「本当」になるのだ。日本の外務省は、今ま
でロクな抗議をしてこなかったが、これからは、ウソを本当に変えられないた
めに、大人しくてアッサリした日本人も、シツコク打たれ強く、粘り強い日本
人に変わらねばならない。ーーー嫌でも国際化しなければいけないのだ。

戦争は悲惨だ。戦争では、軍規が乱れて、中にはハメをはずす不届き者も必ず
出てくる。アメリカ軍だって、戦闘時でもないのに、沖縄では日本の婦女子を
狙ったのだ。ましてや戦争では、人は普通ではいられない。

戦争だったから戦闘がおきたのだ。起きてしまった過去は消せない。だから、
日本人として生まれたなら、戦争に負けた国の国民として、いつまでも過去の
責めを負い続けなければならないのか。

ODA3兆円以上、援助金3兆円以上、合計6兆円以上を中国に捧げながら、
歴代の首相が不幸な過去を謝罪しても、中国が返してくれたことは、感謝ど
ころか、いろいろな難題を次から次へと日本にあびせることであったし、

別の外国人の名を借りて日本の首相を愚かで不道徳だと恫喝してくること

だった。

日本人は、過去は過去として潔く謝罪したし、援助も十分に行ってきた。おか
げで中国は、軍事力も宇宙事業も外貨準備高も、全て日本より上まわるように
なった。これ以上、際限なく中国に「怒られて」、ヘコヘコ謝り続け金を渡す
外交は、もうしてもらいたくはない。

アジアで、中国と日本が、くだらないことでもめているらしいと西洋人は思う
のだろうが、これは「言論の自由」や「信仰の自由」に関わる大切な問題だ。

自由の無い国、中国に、日本国の自由を侵されるようなことがあってはならな
い。中国に怒られて、日本の首相が靖国参拝を止めたりしたら、日本が中国に
負けたということになり、中国は、味をしめてもっともっと恫喝してくるだろう。

ーーーこれは、近隣の三国以外の外国も同じ意見だ。

過去の戦争をいけないと日本に怒っている中国であるなら、理論的には

日本に戦争をしかけてはこないはずだが(=戦争がいけないという限りは)

ーーーならば中国の軍人や若者が、アメリカや日本に原爆をぶち込めば

イチコロだ、などの発言を繰り返しているのはどういうことだ?

他国の首相をバカだの不道徳だのと、別の外国の人の名を借りて公に演説

するような国は、まだまだ民度が低い..というよりも..どこか国のバランスが

おかしいのではないか?

日本人は、このような軍事大国が隣にあることを頭に叩き込んで、

ブレずにいることと、強気で生きることが大切なのではないだろうか。

日本が平和主義でも、中国は覇権主義でグングン押してきている。そんな

中国とやりあって、日本が生き抜くには、実力を付けて、強気で交渉する

ことしかないのだ。

ーーー援助金で外国を味方に付けるのでは中国に勝てないなら、強気の

ロビー活動ぐらいは政府に始めて欲しいものだ。

ーーーせめて日本は、ヒトラーやナチスやホロコーストとは無関係だと、それ
ぐらいは世界に訴えて欲しいものだ。

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・ちょうど、その時期に南京の様子を撮った映像をDVD化
 http://www.history.gr.jp/~nanking/

・3月6日のTVタックルをごらんください。
 http://kamomiya.ddo.jp/Library.html

・中国に興味がある人用
 http://a.hatena.ne.jp/laoshi/simple

・今日の記事の元になったニュース1
 http://www.sankei.co.jp/news/060307/kok030.htm

・今日の記事の元になったニュース2
http://blog.goo.ne.jp/aquarellisute/e/b5f3dd9ab9a7286dc2595eb5f820f08e


・今日の記事の元になったニュース3
http://blog.goo.ne.jp/aquarellisute/e/d276a42743786aff1c9bbfa103fd4a1f