世界水フォーラム
今、世界の25%の人が健康に害の出るような悪い水を飲んでいる。
毎年、世界中で40万人の子供達が、悪い水が原因で病気になって
死んでいる。日本のように、全国的に水がいい国はめずらしいのだそうだ。
2050年には、世界の人口の半分の人が水不足に陥り、環境の変化に伴う
水不足が原因で、今地球上に生息している動物の半数が絶滅してしまうと
予測されている。
そんな未来が来ないようにしようと、世界水フォーラムという名前の
集まりが開催されている。
人間が生きるために必要不可欠な水の問題について、世界中が
もっと深く考えようという啓蒙活動である。
2003年3月には日本の京都で、第3回世界水フォーラムが開催された。
2006年3月16日にはメキシコ・シティーで第四回世界水フォーラムが
開催される。多くの人が、水について関心を持ち、地球の未来について
考えるようになることが大切である。
水の保護とは、環境保護の問題と深く関わる事柄である。
特に中国やアメリカにおいては、政府関係者が真剣に今から取り組むべき
問題である。いくら科学者が警鐘を鳴らし続けていても、誰も耳を
傾けないのなら、2050年には、地球上の半数の人が水不足で
悩むことになる。現在においてすらも、4人に一人は良い水を飲めては
いないのだ。自分一人は、何をしても大丈夫だと考える人が2006年の
今、65億人いれば、2050年には世界の人口は単純計算で92億人に
なっているので、今と同じ考えの人間が92億人、地球をあいも変わらず
汚し続けているということになる。
http://www.kankyo-news.co.jp/ps/qn/guest/news/showback.cgi?CCODE=6