国際結婚
昨日のお昼のことだ。会社の昼休み時間に
ランチを食べに出かけた先で、中学生の女子が３人
食事をしていたのだが、一人が「国際結婚したいねん。」などと、
相手もまだ見つかっていないのに明るく言っているのが聞こえてきた。
どうも国際結婚はかっこいいという風潮ができあがっている
のかもしれない。好きになった人が、たまたま外国人だったと
いうのならわかるが、好きな人に出会う前から外国人が
いいと言うのは、ちょっと違うのではないか。
嫁不足の農村の男性が、仕方なく中国の農村の花嫁を迎える
というのなら、まだわかる。
まだ恋もしたことがないような中学生の女の子が、国際結婚が
したいという理由は、彼女にきいてみないとわからないが、
日本の男性よりも、外国人が魅力的に見えるということだろうか？
近頃、３０歳を過ぎた日本女性のために、アメリカの男性を紹介する
結婚紹介所の宣伝が地下鉄のドアの上にあるのを見かけるのだが
あれは、日本に来たいアメリカの男性を紹介するシステムなのか？
相手は、立派な肩書きのエグゼクティブばかりと書かれている。
（しっかり読んでいる。）男性が自分のキャリアを捨てて日本に来るとは
考えにくい。日本の会社でこき使われて婚期を逃して
日本で生きるのに疲れた女性が、今までの会社でのキャリアなどを
捨てる覚悟で進む道なんだろうなと思ってみる。
それならば、途上国から日本に住んでみたい若いピチピチボーイズを
日本に輸入する結婚紹介所もあってもいいなと、考えてみた。
そうなると、イスラム圏はダメだ。イスラムの人は相手に無理矢理
イスラムになることを要請してくるし、生まれた子供は自動的に
全員イスラムだし、改宗するとなったら命を捨てる覚悟でないといけない。
２世、３世が急にイスラム過激派にスカウトされてテロリストになる
可能性も高い。それにイスラムの人は４人まで妻を持てるのだ。
お金にゆとりのある国は、だめだ。日本に来て、働きたいと願う男性しか
日本にこないだろうから。よほどの日本のカルチャー好きなら、お金が
あっても日本に来るだろうが。
今まで、まじめに働いて日本で税金を払っている女性達が海外に
出てしまうと、ますます日本の人口低下に拍車がかかる。
呼び寄せる男性の国は、日本にあこがれている国でないと。
イスラム教徒ではなくても、自国の宗教を連れてくるのは間違いないし、
テリリストを生まない宗教の人がいい。まず、女性が稼いで貯めていた金は
ある程度、相手の国の家族に流れることになるだろう。女性が働いたまま、
相手の男性は、まず日本語学校に入学する必要がある。
そこで、大学に行く留学生たちと触れあう内に、若い男性は夢を持つように
なる、大学入学を目指すようになるだろう。大学に受かるまでのサポートも
大変な出費だ。受かっても、授業料が大変だ。
若い男性なので、クラスの美女と恋に落ちるかもしれない。
結婚は彼にとっては打算だ。真実の恋に出会ったら、離婚となる。
すると、日本の女性は、その外国人が日本に合法的に入り、日本語を勉強し、
真実の恋に出会うために多額の費用を使うということになる。
日本語もできない彼のサポートのために、直ぐには子供も産めない。
結局、子供ももうけられず、無駄な金を使い、悲しい思いをすることになる。
結婚紹介所がトラブルに巻き込まれ裁判沙汰になってしまい
多額の賠償金を払わせられることになりかねない。
そう思ったら、日本女性が日本で生きるための結婚紹介所は
なかなか大変な事が多いなあと思う。
カタログに世界のイケメンが揃う結婚紹介所なんて、かっこいいかなと
一瞬思ったが、後が大変だ。結婚詐欺も紛れ込んでくるだろうし、
中国の秘密結社の蛇頭に利用されかねない。
やっぱり、日本女性は自分で相手を見つけて、二人で同時に
恋に落ちてから結婚しなければならないのだと思う。
国際結婚に関しては、別に日本人だろうが、外国人だろうが
好きになったら関係無いと思うのだ。
だけど、日本人と結婚するよりも、相手の国の事情や、習慣や
考え方もしっかり理解して、相手の考え方を分析して理解してあげなければ
ならない場面も多いと思うし、相手の家族に奉仕する一生になる可能性も
あるのだ。宗教の問題も、子供の国籍をどちらにするかなどの
問題も起こるだろうし、日本人と結婚するよりも、ちょっとだけ大変だと
思うのだ。
「国際結婚がしたいねん。」と、言うのは、簡単だ。
カタログショッピングでもする感覚で軽く言っていたが、国際結婚は
それなりの覚悟が必要だ。愛があるなら、大丈夫。
何でも我慢はできると思うが、相手が愛が無く打算でやってくる場合は、
すっからかんになる覚悟は最初に必要だろう。それでも経験を金で
買ったと思えばいい。日本人と結婚しても、一文無しになる場合だって
いくらでもあるのだ。