日本の親分に日本を躾けてもらうって?
中国はアメリカを説得して、日本人が靖国参拝をしないように
仕向けようとしている。アメリカの有名な新聞社にも、反日思想を
もった、日本名の記者もいるし、その人物の記事を載せることを
許す上司がいる。たぶん中国人が上司にいるのだ。
アメリカ人は単純だし、自分達が東京裁判で裁いた戦犯が
合祀されている靖国神社で日本人が拝む事は、右寄りになった
ことだと、簡単に信じてしまう人もいるだろう。
もともとアメリカ人は日本にあまり関心が無く、(寿司、マンガ、
芸者には関心がある。)「中国が嫌がるのになぜ、戦犯を拝むの?
早く謝っておけばいいのに。」などと、普通の人は軽く言うのだとか。
アメリカに住んでいる人のブログに普通のアメリカ人の反応は
こんなもんだと書いてあった。
アメリカの偉い人が、もし日本の偉い人に「ヤスクニジンジャデ
サンパイダメデスネ~。」と言えば、日本は参拝を止めるのだろうな。
そのかわり、たくさんの日本人がアメリカを嫌いになる。
中国は日本人がアメリカを嫌いになるのは、大歓迎だ。
今までの中国のやり方を見てみると、日本とアメリカを不信感の
塊にさせて、お互いに仲が悪くなるように持って行く作戦というのが
あると思う。アメリカと仲良くして、台湾を疑心暗鬼にさせる作戦も
取っていると思う。日本人がアメリカを嫌いになれば、中国人が
「いいぞ、いいぞ!」と、思うのだ。
今のところアメリカは、「日本が靖国参拝を止めても、次の問題を
持ち出してくる。」と、冷静に見ている。さすがにアメリカのトップは
一般アメリカ人とは違うわ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【ワシントン=古森義久】複数の米国政府関係筋は五日までに、
中国政府が日本の首相の靖国神社参拝に対し、米国のブッシュ政権から
日本への抑制の意向を伝えさせようと非公式に米側に要請していること
を明らかにした。中国側は在米の外交官や政府直属の学者などにより
ホワイトハウスや国務省に日本への圧力行使を働きかけているという。
米中関係に詳しい米国政府関係筋は「中国政府の代表たちがブッシュ
政権に対し日本の首相の靖国神社参拝への反対や抑制の意向を
日本側に伝えることをさまざまな形で求めてきている」と述べた。
同筋によると、中国側は小泉純一郎首相の靖国参拝だけでなく後継首相
の参拝にまで米国が留保をつけ、日本側に米政府として難色を示すよう
訴えている。
この非公式の働きかけは、ワシントンの中国大使館の周文重駐米大使
周辺の外交官や訪米する鄭必堅氏(前共産党中央党校副校長)のような
党中枢につながる中国側学者によるホワイトハウス、副大統領府、国務省などの
中国担当者あての「訴え」や「要請」が中心だという。
別の米国政府関係筋によると、日本にとっては同盟国としての米国の発言の
比重が最も高く、日本側が米国の意向には最も注意深い関心を向けることや
、第二次大戦で中国が米国と共同戦線を組んで日本と戦った歴史を踏まえて
「A級戦犯合祀(ごうし)」を強調しながら日本の首相の靖国参拝について
ブッシュ政権に反対あるいは抑制の意向を述べさせることを目的としている。
香港在住の著名な中国ウオッチャーのウィリー・ラム氏も二月中旬に
北京から得た情報として、胡錦濤国家主席の外交関連顧問たちが日本との
靖国問題などで米国が日本を抑制することを求めて米側に圧力をかけるべきだ
という政策勧告をした、と明らかにしている。
ラム氏は、
(1)中国政府は日本への直接の要求では靖国問題などでの譲歩は
得られないと判断し、米国からの圧力に期待をかけるようになった
(2)中国側は、ゼーリック米国務副長官が「中国はステークホルダー
(利益の保持者)」と表明したことなどから、米国が中国重視を高め、
対日案件でも中期、長期には中国の要請を聞くと判断するようになった
-などと解説している。
しかし現実には、ブッシュ政権はいまのところ中国側の要請に応じる
気配をまったくみせていない。ブッシュ大統領は
「小泉首相の靖国参拝が日中関係を悪化させている」という因果関係の
主張をも排し、「日中関係は単なる神社への参拝よりはずっと複雑だ」と
言明。
また最近までブッシュ政権の国家安全保障会議のアジア上級部長だった
マイケル・グリーン氏も
「首相が靖国参拝をやめても、なんの問題解決にもならない。中国側は
他の苦情を持ち出してくるだろうからだ」と述べ、中国側の主張には同調しない
姿勢を示した。