かっこいいとあこがれる女性3人 | 日本のお姉さん

かっこいいとあこがれる女性3人

マンガ「ルパン三世」に出てくる不二子ちゃんが好きだ。

峰不二子の名前の由来は、富士山の絵からなのだそうだ。

作者のモンキー・パンチ本人がテレビで、

「机の前に貼ってあった、葛飾北斎の富士山の絵の中に

霊峰不二って、書いてあったから頭をとって子を付けた。」と、

言っていた。 (葛飾北斎ではなくて横山大観だったかもしれない。

 でも横山大観の絵の中には文字は入らないが、

木箱には  「霊峰不二」と書いてある。モンキー・パンチさんが、

 葛飾北斎と言ったので、多分そうなのだ。)

どこかの女性向けのアンケートで、

「あなたがかっこいいとあこがれる女性を3人書いてください。」と

いう質問があったが、峰不二子と書きそうになった。

不二子ちゃんは、子供の頃から、かっこいいとあこがれる女性だが、

マンガのキャラクターだし、不二子ちゃんが実在の人物だったら

大変だ。 彼女は、ルパン3世と同じ宝石泥棒で、犯罪者だ。

マンガだから無責任に「かっこいい!」と言えるのだった。

わたしが、本当にかっこいいとあこがれる女性は、黒木瞳と、

大地真央と、 アウンサン スーチー女史だ。

最近、中国がしきりと孤独なミャンマーの 世話を焼いているが、

そのミャンマー軍事政権が最も嫌う女性がこの人だ。


アウンサンはお父さんの名前で、スーチーが彼女の名前だ。

日本では、アウン・サン・スー・チーとたくさん点を付ける場合が多いが、

ミャンマー人は姓がないので、彼女の名前はアウンサンスーチー

でいいのだ。

お父さんは軍人で、ビルマのために働いた英雄であり、一時日本の料亭に

かくまわれていた時期もあった人だ。


アウンサン スーチーは、ミャンマーの 民主化のために、

働こうとしたのだが、ミャンマーの軍事政権は、 国民の選挙で

選ばれた彼女を、危険人物として自宅に監禁してしまった。

彼女はよく耐えている。自分の国を愛してやまない人なのだ。

1989年から彼女は何度も自宅に監禁され、一歩も外に出る事は

許されず 孤独の中でミャンマーの民主化のために戦っている。

これほどかっこいい女性はいないだろう。

逆にミャンマーはかっこ悪い国だ。


ビルマという昔からの正式名を、あっさりミャンマーに

簡単に変えてしまうし、 占いで首都機能を移転しようとするし、

引っ越してみれば砂ぼこりが酷くて 評判が悪いらしい。

一部の外国と関係のある部署はヤンゴンに帰ったそうだ。


何よりも、選挙で民衆が選んだアウンサン スーチー女史を、

軍事政府が 不当に長期間監禁し、苦痛を与えていることがかっこ悪い。

42歳だった彼女は もう60歳だ。


選挙戦の時には、民族衣装を身につけ、髪を後ろに束ねて

白い花をさした姿が新聞に載っていたが、凛とした立ち姿が印象に残る

美しい人だった。このまま、自宅で衰弱死するまで監禁されるのだろうか。

こんなことが世界で起っているのに、どこの国も彼女のために

何もしてやれず、彼女が

「軍事独裁的なミャンマー政府に お金を援助しないでください。」と、

日本政府に訴えた時も、当時の首相は無視した。


ミャンマーが民主国家に移行すると、国民を抑えきれずに国が乱れると

いう考え方もあり、

日本としては、ミャンマーの民主化を助ける気は無いようだ。


そのような考え方をするなら、中国も13億の「わがままで自己中心的」な

国民を抱える国。ただでさえ、官僚も、一般人もあまり法律を守らず、

汚職も公害も好き放題している国なのに、民主化されたらどうなるのかと

言う人もいる。


しかし、民主化と、13億の人口を抱える中国が法律を 遵守する国民に

なるということは、同時に進行しなければならないことであり、

少しも矛盾はしないのではないか?


民主化されていない現在でも、中国人は法律を守らねばならないのだ。

一部の宗教が、中国共産党に「カルト」だと言われて弾圧されているが、

人殺しではないという人間として守るべき事を守っている人は、

宗教家であってもカルトではないのに、

カルトだと決め付ける中国共産党の根拠がわからない。

仮にカルトであったとしても、警察が拷問で宗教家を殺したりするのは、

「共産党」が「カルトより恐ろしいカルト」だと、自ら証明しているということだ。


アメリカに留学しているある中国人の学生が、

「中国を民主的な国家にしたら、国がめちゃくちゃになり分裂する。」と、

日本人の ブログ(日記)に書き込みをしている。

「時間をください。」と、コメントを入れている。

アメリカやオーストラリアやヨーロッパに留学するような中国人は、

十分なコネも、十分な資金も準備できる選ばれた官僚の子供で、エリートだ。

わりと中国の事情を知っているようで、チベットやら、東トルキスタンやらが、

みんな独立したがっていると、わかっているようで分裂を心配するのだ。


アメリカ留学後に知った事実かもしれないが、本土の中国人よりも知識がある。

日本に来る中国の留学生は、中国政府がチベットを侵略したことも 知らないし

、天安門で中国政府が民主化を叫ぶ学生や市民を 戦車でひき殺したことも

全く知らなかったし、教えても信じなかった。


ちなみに、オーストラリアに留学している中国人の学生によると、

彼は高級幹部の子供なのでオーストラリアに留学に来れたが、

日本に行く留学生は、コネやお金が不自由だった学生で、

日本の大学に入るとアメリカの大学に入りやすくなるので、

日本という国を利用してアメリカに入るために来ているのだそうだ。


実際日本の大学から多くの中国人留学生がアメリカの大学に行っている。

日本に来る学生は早い時期から日本に来るつもりでいるようで、

日本語もうまいし、英語も初めから達者な中国人が多い。


日本の大学に入り、卒業後、日本企業で働いている中国人は、

本当に日本が好きで残った人らしい。

まわりにそんな中国人がいたら、優しくしてあげてほしい。


アメリカに留学しているある中国人の学生は、「時間をください。」と

言うが、 経済の開放から20年もたつのに、 いまだに、中国における

宗教家に対する虐待は20年前と変わらないし、 逆に最近では、

言論の締め付けが厳しくなり、新聞や機関紙の廃刊があいつぎ、

廃刊は免れても編集長は更迭され、新聞記者や農民のために

働く弁護士は 逮捕されている。

アメリカに逃げた宗教家まで謎の中国人二人組に暴行を受けて、

大事な情報が入ったパソコン2台を奪われた。

世界中で、中国は民主化と反対の活動を行っているらしい。


アウンサンスーチー女史もミャンマーで民主化を17年間も待っている。

中国でも多くの人々が民主化を待っているはずだ。


人間は動物ではないので、毎日、食べ物のことだけを考えて

生きているのではない。

共産党のお気に召さない記事を書くと逮捕され、宗教化が拷問を

受けて闇から闇へ 葬りさられるようでは、中国は人民の共和国ではなく、

共産党員が人民を支配する二層の国なのだと

国民にお知らせするようなものだ。


共産党という形態をとる国であっても、人間の尊厳をもっと

大切にするようにすれば、国民が刹那的になって

金の亡者になり荒れることを少しは防げるのではないか。


法を守らない者から罰金を取るのは効果的だと思うが、

なぜ汚染物質を垂れ流すのがいけないのか、

なぜ外国人の前でタンを吐いたり、 手鼻を かむのがいけないのか、

国のプライドのためよりも 「人類愛」に基づくアプローチをお願いしたいし、

中国共産党も、自国民に対して「人類愛」を持って、

拷問などしないように お願いしたいのである。


日本人も、今ある自分たちの自由を守り、政府を監視し、

間違いがあれば抗議し、 日本が民主的な国家でありつづけるよう、

常に気を付けなければならならないし、 できるだけ、外国の不幸な

人々のことにも、無関心でいないように 努力していく必要がある。


国民が自由を守ることに無関心なら、政治家もそのことに

無関心な人が選ばれると思うからだ。

自分の国の政治に無関心ならば、他国のことも当然無関心でいるだろう。


世界中が無関心だった無法地帯のアフガニスタンで、

テロリストが力を付け、

世界中がテロリストの悪い影響を受けた。世界はつながっているのだ。


中国が、安定した民主的で話のわかる国でないと、日本が困るのだ。

戦争もしかけてこないし公害も出さない国でないと、

日本の安全が危ぶまれるのだ。

無関心ではいられない。

ミャンマーの軍事政権がひとりの女性を17年間、自宅に監禁していることも、

中国がミャンマーに接近していることも、

全て日本にも関係がある事柄なのだと思う。

峰不二子

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%F6%C9%D4%C6%F3%BB%D2?kid=55537

アウンサン・スーチー女史

http://www.kyoto-seika.ac.jp/freedom/suukyi/suukyi.html


黒木瞳と大地真央は、いつまでも若くて元気で、良く働いているから

かっこいい女性だなあと思っています。


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タン吐きの罰則強化…北京五輪へ、マナー向上策活発化


 【北京=松本浩行】トリノ冬季五輪が終わり、世界の関心が2008年

北京五輪に移行しつつある中、北京市では五輪開催に向けた動きが

活発化している。  


北京市は1日の記者会見で、所かまわずタンを吐く市民の悪習慣を

是正しようと、これらの行為を厳しく取り締まる方針を明らかにした。


さらに、各家庭にマナー読本を配布するほか、公共交通機関の

割り込み乗車を防ぐための監視員を現在の1500人から今

年中に3000~4000人に増員する。  


中国では、3月下旬から国を挙げて「五輪を迎えよう 文明的になろう 

新風を作ろう」運動を展開予定。北京市は、この運動に合わせ、

五輪開催都市として恥ずかしくないように、一層のマナー向上を図る。


 市当局は、五輪の招致成功以来、市民のマナー向上作戦に

取り組んできたが、一向に減らないのが路上でのタン吐き行為。


これまでも、最高50元(1元は約15円)の罰金を課す規定はあったが、

空文化していたため、今後は監視と罰金徴収を強化する。


持ちあわせがなく、罰金を払えない場合には、自分で吐いたタンの

後始末を即時にさせる。


 一方、マナー向上以外にも、五輪期間中どこでも観戦が出来るように、

今年中に市内各所に1万台のテレビを設置する計画を策定。

一部のバスで、乗務員に英語で停留所を案内させる試みが始まるなど、

「高レベルで特色ある五輪」実現のための努力が続いている。

(読売新聞) - 3月1日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060301-00000512-yom-int