バリ島の階級制度 | 日本のお姉さん

バリ島の階級制度

バリ島はヒンドゥー教なのでカースト制のように階級がある。


階級は4段階に分かれているのだが、高貴な生まれだからといって


お金持ちというわけではないようなのだ。一番下の平民の階級でも


お金持ちはお金持ちだ。上の階級の人の家にいくと、まるで


寺院かなにかのような、石の門があり、大きな中庭があったりするが


先祖をたどっていけば、もともとは地元の王様だったり、祭司のように


地域の政(まつりごと)を司る人だったりする。


階級が上の男子と結婚した女子は、上の階級に上がれるが、


下の階級の男子と結婚した女子は、家から出される。


たとえ実家に帰っても、もう自分の母を「お母さん」と呼べない。


「奥様」というニュアンスで呼ばねばならない。


階級が上の女性と結婚した男性の地位は同じである。


あくまでも男性の地位が大切なのだそうだ。


階級が下の人間の葬式では、階級が上の人間は手を


合わせる必要が無く、外で立っていればよい。


外国人の階級は、四番目よりも下らしいが、外国人だからと


いうことで、バリの人はいろいろ融通をきかせてくれているらしい。


http://agusmira.hp.infoseek.co.jp/kabar23.htm