古代貝紫で染色
古代貝紫の研究をして着物を染めておられる染色家の
展覧会が行われる。
聖書にも、「紫の細布を着た人」という言葉が出てくる。
それは、貝の中にある紫の染料を使った貴重な
染物を着ている贅沢な金持ちという意味。
一グラムの染料は、貝千個分なのだそうだ。
ローマ時代では、王様のお召し物にしか使えないほど貴重な
染料だった。日本の吉野ヶ里遺跡の中にも貝で染められた
小さな布片が発見されたそうだ。
アクキガイ科の貝の内臓のパープル線という特殊な線(1mm)を
取り出して、布を染めると黄色になるが、それを太陽光に当てると
きれいな紫に染まるのだそうだ。
《展覧会》
蘇る幻の貝紫『西山和恆展』
日本橋髙島屋 3月2日(木)~7日(火)
大阪髙島屋 3月9日(木)~14日(火)
京都髙島屋 3月15日(水)~20日(月)
横浜髙島屋 3月22日(水)~28日(火)
名古屋髙島屋 4月5日(水)~11日(火)
西山和恆染色展
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http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=14443
過去の染色展
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http://www.wako.co.jp/hall/0504/hall2.htm
2月21日の徹子の部屋にゲストで出ておられました。。
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http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/
「蘇った古代文明の色」著者西山和恆
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http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/4-8355-2626-0.jsp
紫色について
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http://www.wanogakkou.com/life/00100/00100_007_03_2.html
4~5Pに記事あり。
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