都市部で流行る結核 | 日本のお姉さん

都市部で流行る結核

日本では、都市部に結核患者が集中しています。 


1年間に新たに患者になる人は2万9干736人、 結核で死亡する人は


2千328人にものぼります。   


高齢者の間では、若い頃に感染しそのまま発病せずに


眠っていた菌が、 体力・抵抗力が低下した時に目を覚まし発病。  


 また、若い世代の多くは、結核菌を吸い込むと感染しやすく


比較的早い時期に発病することがあります。

 

感染してしまったとしても発病する確率は10人に1人程度です。  


もし、結核と診断されても、 6ヶ月間毎日きちんと薬を服用すれば


治りますが、治療の途中で服薬を止めてしまうと、


菌が薬への抵抗力をつけ、薬が全く効かない多剤耐性結核菌に


変化する事もあります。


国民の一人一人が結核の正しい知識を持ち、 その予防に


注意を払うことが「国民の責務」として法律に定められています。 


全国罹患率・定期検診の改正・結核菌の常識2005   http://ketsueki.doremi3.com/archives/2006/02/post_166.html  


結核菌は、いまでも、私たちの周りに普通に存在する常在菌です。 


免疫力が低下すれば、感染する可能性が高いのです。 

  

結核の初期症状は、風邪とよく似ています。 

  

もし、軽い咳やタンが 2週間以上 続いたら必ず医療機関で受診しましょう。

詳しい話はこちらから。

http://ketsueki.doremi3.com/archives/2006/02/post_166.html  

これまでの血液の話

(ためになる血液の話がたくさん載っています。)

http://ketsueki.doremi3.com/archives/11ketueki/index.html

どれみさんのホームページ 一滴の血液があなたを救う 

http://ketsueki.doremi3.com/  

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都市部では、路上生活者の結核の羅漢率が後進国よりも


高いという現実があります。結核は、結核患者のタンから


うつるそうです。


日本から根絶された過去の病気のように思われていた結核ですが、


実は新たな勢力を持ち都市部で広まりつつある病気なのです。


ある病院では、若い医者が結核患者の対応の仕方が良くわからず、


年配の看護士さんに聞きながら治療をしているという話を


聞いた事があります。年配の看護士さんは、若い頃に結核患者を


看た事があるので、扱いには慣れているそうです。


恐いのは耐性菌です。


結核にかかったら、薬はきちんと飲まなければ治りません。


これも会社の年配の人に聞いた話ですが、その方のお母様は、


結核で亡くなったそうです。お父様が、外国からペニシリンという


当時大変高価であった薬を購入し、お母様に毎月渡していたそうです。


その甲斐も無くお母様の病状はどんどん悪くなり、とうとう亡くなって


しまわれたのですが、荷物の整理をしていると机の引き出しから、


ペニシリンが全く飲まれることなくそっくりそのまま出てきたそうです。


真面目にきちんと飲んでいたら病気も治っていたかもしれないのにと、


お父様は大変嘆かれたそうです。


わたしの行っていた英会話学校の生徒で、いつも軽い咳をしている


高校生の女の子が、ある日急に来なくなりました。


何ヶ月かたった後で、「結核で入院していた。」と、報告に来ましたが、


留学しようとしていた国のビザが結核のために下りなかったと、


かなりくやしがっていました。身近にいる人が結核にかかったので、


びっくりしましたが、結核はどこにでも存在する菌なのだそうです。


知らない間に自分が羅漢している可能性もあるということです。