タバコをやめて健康になろう。 | 日本のお姉さん

タバコをやめて健康になろう。

喫煙が健康や美容に悪影響を与えることは、周知の事実です。

その上で、わかっていてもやめられないのがタバコです。

「かけがえのないリラックスタイム」

「吸わないと手持ち無沙汰で間が持たない」

「ガンになろうが自分の勝手」「ウマいから死んでもやめられない」  

様々な意見があると思います。

喫煙者が禁煙する際のストレスは、かなり強いものです。

ですから、喫煙によるダメージよりも、禁煙によるストレスによる

ダメージのほうが強いかもしれません。        

なぜならば禁煙のストレスは、 

ニコチンによる薬物依存症の禁断症状だからです。   

喫煙を繰り返しているうちに、体はニコチン中毒になります。

ニコチン中毒になると、体内にある一定量のニコチンをいれておかないと

禁断症状がおこります。

まず、落ち着きがなくなり

タバコを吸いたくてたまらなくなります。

イライラしはじめ、じっとしていられなくなり、時間の経過が長く感じられます。  

意識どころか体中の全神経がタバコに集中し、  

他のことへの集中力が著しく弱くなります。

そしてその症状が記憶され、

それは「強烈な恐怖」へと変化します。

欲求不満と不安、怒り、そして恐怖。

それがニコチン中毒です。


禁断症状による幻覚?に注意!朝、起きぬけで頭がボーッとしている時、

1本吸うと頭がすっきりする。

それは、タバコが爽快な気分にしてくれるのではなくて、睡眠中に

体内のニコチンが減少して、軽い禁断症状に陥り、不快な状態だったのが、

喫煙することでニコチンが補充され、禁断症状から抜けただけなのです。

爽快になるのではなくて、普通に戻れるだけ。

リラックスさせてくれるのではなくて、普通になっただけ。その味は、

決して美味しいのではなくて、安心するだけ。

喫煙者は、その『幻覚にも近い錯覚』に気づいていないのです。

喫煙による不快な症状を思い出してください。

朝起きて歯をみがくと吐き気がする。よくセキが出てタンがからむ。

体力が減退する。


喫煙者は早く老ける

■ビタミンCの破壊 タバコを吸うと、体内には「活性酸素」が発生します。

活性酸素は体内の色々な場所を傷つけますが、その修復に

ビタミンCが使われます。

タバコ一本で25mgのビタミンCを消耗するのです。

当然、喫煙者はビタミンCが不足しがちになります。

ビタミンCが不足すると肌の老化が早まり、肌の潤いやツヤ、張りが

失われます。 同時に、病気に対する抵抗力も弱まるのです。

■メラニンの沈着 喫煙により、メラニン色素の肌への沈着が進み、

肌が黒ずみ、シミやソバカスなども増えやすくなります。

■コラーゲン生成の抑制 喫煙でビタミンCが破壊されると、

コラーゲン生成が抑制されます。 肌は弾力や張りを失い、

シワやたるみを引き起こします。

喫煙や副流煙が、老化を促進することは明らかです。

喫煙者は顔のしわが増え、肌の色も悪くなることから、実年齢よりも

老けて見える「スモーカーズ・フェイス」になるという研究結果が

イギリスで発表されました。

目元の「カラスの足跡」をはじめとするしわが多くなりやすく、肌の色も

黄ばんだ生気のない色になりがちで、美容整形を行っても

元通りになるのは困難だそうです。

喫煙は、健康だけでなく外見をも損なうのです。

■血行の悪化 喫煙すると、体内の毛細血管の収縮が起こり、

肌への酸素や栄養分の運搬が不足します。

また、病気が治りにくくなったり、冷え性や肩こりも悪化しやすく

なります。

特に、顔には肌の奥の真皮に極細の毛細血管しかとおっていません。

喫煙で血管が収縮して血行が滞ると、細胞が生まれる基底層に

充分な血液が届きません。

そうなると生まれてくるのは栄養不足の細胞です。

上の細胞を押し上げる力も弱く、新陳代謝は衰えていきます。

新陳代謝が悪いと、シミはいつまでも消えません。

■エストロゲンの分泌量減 喫煙により、美肌に不可欠な女性

ホルモン「エストロゲン」の分泌量が減ってしまいます。

そのため、女性の喫煙者は、非喫煙者に比べ不妊になりやすいうえ、

閉経も早く、従って更年期障害も早く訪れることになります。

■毛髪へのダメージ 喫煙により毛細血管への血流が悪くなり、

髪の発育に必要なだけの栄養が行き渡らなくなると言われます。

また、喫煙によって、抜け毛と関係の深い「男性ホルモン」が増加する

ことが分かっています。 喫煙が薄毛・脱毛の原因の全てではないと

しても、薄毛・脱毛を促進している可能性が高い事は間違いないようです。


悪くて突然死やがん。良くても歯周病で口が臭くなる

喫煙により、リスクが高まる病気は山ほどあります。

病気になるのが恐い人は、既に禁煙しているはずです。

それでも吸い続けている人は、自分が病気になったとしても、

誰にも迷惑はかからないとでも思っているのでしょう。

あなたには家族の病気の介護をする覚悟はありますでしょうか。

喫煙は、虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)や大動脈瘤、

末梢血管閉塞症(閉塞性動脈硬化症、バージャー病)、脳血栓、

クモ膜下出血など、突然死しかねない病気の引き金になります。

高血圧症や高脂血症が加わると、危険は相乗的に高まります。

女性の場合、喫煙と経口避妊薬(ピル)または閉経後の喫煙は

さらに危険です。 低タールタバコにしても、本数が増えると、

一酸化炭素により虚血性心疾患の危険を高めます。

これらの病気は、死に至らなくても、体に障害を残す

可能性が低くありません。障害者となって介護が必要になります。

他人に迷惑をかけない病気など存在しないのです。

他にも、喫煙は、胃・十二指腸潰瘍、慢性萎縮性胃炎、肝硬変、

クローン病などの危険が増大します。

また、歯槽膿漏や歯周囲炎など歯周病になりやすくなります。

自分では気づかなくても、口臭が出る病気です。

この他、脳萎縮、白内障、難聴、味覚・嗅覚の低下、骨粗鬆症、

体液性免疫の低下、老化の促進などもみられます。

がんについては、ご存知のとおりです。

がんの治療は保険対象外のものも多くあり、克服を目指すと、

かなりの金額になることも少なくありません。

また患者も家族も、心身共に、苦しい思いをすることでしょう。    

治療よりも予防が賢明です。    



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