これぐらい日本政府も怒る時は怒れば?
【ロンドン=蔭山実】デンマークの保守系有力紙が、イスラム教の預言者ムハンマドを批判的に描いた風刺漫画を掲載したことに中東諸国が反発し、デンマーク製品の不買運動や大使館閉鎖などの外交問題に発展している。 発端はデンマーク紙、ユランズ・ポステンが昨年九月、表現の自由に関する記事とともに掲載した漫画で、爆弾のついたターバンを巻いた預言者ムハンマドの姿などが描かれていた。偶像崇拝を禁止するイスラム教では預言者の姿を描くこと自体が許されておらず、まして戯画化することは「イスラム教への冒涜(ぼうとく)」にあたる。 このため、直後から中東・イスラム世界では反発の声が巻き起こり、一月になってノルウェーのキリスト教系雑誌がこの漫画を転載したことから騒ぎはさらに拡大した。 一部の中東諸国から謝罪要求の声が出たのに対し、デンマークのラスムセン首相は一月二十九日、宗教を愚弄(ぐろう)する行為を非難しつつも、政府が謝罪するいわれはないと突っぱね、今度はリビア政府が在デンマークの大使館の閉鎖を発表。サウジアラビアやクウェートも、その数日前に駐デンマーク大使の召還を命じるなど外交的な激震が走っている。 一方、デンマーク製品ボイコットの動きもサウジやクウェート、イラクなどで広がっており、パレスチナ評議会選挙で圧勝したイスラム原理主義組織ハマスの活動家らがデンマーク国旗を燃やす騒ぎも起きた。 中東世界の激しい反応に、中東に進出しているデンマーク企業の多くは頭を抱えており、ある大手食品会社の広報担当者は英BBCテレビに、「四十年かけて築いた中東への足場が、数日間で崩れ去った。このままでは営業停止も同然で、従業員を解雇しなければならない」と語った。 ユランズ・ポステン紙は謝罪に応じたものの、事態収拾のめどは立っていない。(産経新聞) - 2月2日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060202-00000012-san-int
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たとえば、本当にアメリカの映画会社に中国が金を出して、
南京大虐殺の映画をアメリカが撮っているなら
日本政府はこれぐらい文句を言えばいいんじゃない?