ボビーとムルアカ
K-1がボビーと空手有段者のムルアカとの対戦を要望した。
ボビー所属の芸能プロダクションは、給料の配分が不公平なので
有名で、以前も日本語が達者なフランス人の芸能人が、
不満を訴えてもめたこともある会社。会社を辞めた後はテレビに
出てこないので「ほされている」ようだ。
うわさでは。1700万円のボビーのK-1のファイトマネーの内、
ボビーがもらったのは60万円とか。
これが本当なら不満もでるよね。ボビーのマネージャーが
事務所を通さずに仕事を入れて収入を得ていた(ピンハネ)のが
事務所にバレた。事務所はボビーに何も説明せずに、
給料から、ピンハネされた分をカットしたらしい。
怒ったボビーが事務所に行くと、ムルアカが用意されていて、
暴れるボビーを止めたムルアカが、ボビーを
引きずり回したり、唇のあたりを殴ったりして騒動になったので
女性事務員が警察に電話したそうだ。
ムルアカは、「アフリカでは良くある事ですよ。」と記者会見で
言っていた。「ひとつの家に20人、30人いて、ケンカになるのは
よくあるんですよ。」と、そんなケンカはアフリカでは普通である事なの
だと言う。男の兄弟同士でケンカするならわかるが、
女性が殴られるという事もあるのだろうか。アフリカなら普通にありそうだ。
ボビーが39歳というのにも驚いた。
39歳であの体なら若いと思う。39歳で曙と戦うなんてすごい。
ファイトマネーがたった60万円というのもすごい。ひどい事務所だ。
なんでも、事務所を止めると、「二度と日本にいれなくしてやる。」とか、
言って脅したりするらしい。それが本当ならヤクザな会社だな。
ボビーとムルアカの戦いなら
リングの上で戦っているのを見るなら面白いと思うが、
60万円しかもらえないなら、バカらしいよね。
実際にボビーとムルアカの争いを観ていた女性従業員は、
恐かっただろうな。記者会見のボビーは、
なんだか怒られてしょげているペットみたいな顔をしていた。
身長2メートル以上のムルアカに、抱きかかえられて
泣いていた。日本では、暴行騒動を起こしたら、しばらくテレビ局には
呼ばれなくなるのが普通だが、ボビーなら、変な事務所に所属していなくても
K-1だけでも生きていけそうな気がする。いくら事務所が悪くても、
アフリカのイメージを悪くするような事はしないでもらいたいな。
弁護士を使うことも考える方がいいと思う。
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暴行騒動を起こしたボビー・オロゴンに対し、K―1の谷川プロデューサーがムルアカ氏とのリング上での対決を要望した。2・4K―1ワールドMAXでデビューする実弟アンディのセコンドにつくことを容認した上で「魅力的なカード。3月15日のHERO’S、立ち技なら2月4日でもいい」と具体案まで提示した。両者は共同会見で和解したが、空手の有段者のムルアカ氏と総合2戦全勝のボビーの一戦が実現すれば見応えは十分だ。
[ スポーツナビ 2006年1月31日 8:13 ]
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20060131-00000001-spnavi_ot-spo.html