サウジ国王、中国からインドへ。
【ニューデリー=林英彰】インド訪問中のサウジアラビアの
アブドラ国王は25日、インドのシン首相とニューデリーで会談した。
サウジ国王の訪印は、51年ぶり。
両首脳は、エネルギー協力など幅広い分野で意見を交わした。
また、両国は、テロを含む犯罪阻止協力や投資促進など4項目の
合意文書に調印した。
インドにとり、サウジは最大の原油供給国で、全輸入量の約25%
にあたる2500万トン(2004年)の供給を得ている。
また、サウジ国内の海外労働者のうち、インド人は最大の約150万人
を占めるなど、2国間関係は良好だ。
高い経済成長を続けるインドは、増大する原油需要への対応が
重要な課題となっている。
国王がニューデリー入りした24日、シン首相が直接空港に出向き
迎えるなど、異例の厚遇ぶりを示したのもこのためだ。
一方、アブドラ国王は訪印に先立って中国も訪問しており、
今回の外遊は産油大国と、次代の経済超大国との関係強化として、
国際的にも注目された。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060125i215.htm
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サウジも中国とインドを訪問するなど、いいところを
突いた外交をするではないか。