バリに行く日本人は年間31万人に減少
今どきのテロリストは民間人を狙うので、やり方が汚い。
インドネシアは、アメリカの援助を受けていて、アメリカに
かわいがられている国だが、国民はアメリカが嫌いだ。
そのくせ、テレビでは、タレントたちが急に英語を普通の
会話にまぜて使うのでびっくりする。
その方がかっこいいと感じるのだそうだ。
テロが恐くて、バリに行く予定を、グアムに変えたときは、
後悔した。バリの方が断然癒される。
グアムはディズニーランドみたいになっていて、一般人が
見当たらなくて、買い物目当ての人にはいいけど、
なんだか落ち着かない。
バリに行くと、いつもどこかでお金をぼったくられるけど、
それでも面白い事がたくさん起る。
テロにあったらそれどころではないが、テロがあっても、
バリを愛する日本人が、年間31万人(重複もあると思う。)も
いるというのがすごい。
中国が反日運動をしても、正月休みに中国に行く人はそれなりに
いたし、日本人って、結構たくましいのね。
でも、今は台湾旅行が、流行っているらしい。金城武のCMが
良かったからかな?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
バリ島ングラライ国際空港の入国管理局のハルソノ報道官は、テロ事件以前には上昇傾向にあった訪問者が事件後に激減したと指摘。事件がなければ政府目標が達成できたとの見解を示した。アンタラ通信などが伝えた。
バリ観光協会(BTB)のデータによると、昨年1~9月までの観光客数は月10万~16万人だったものの、10月は8万1,109人、11月は6万2,705人に減少していた。入管の速報値によると12月の訪問者数は7万9,103人。文化観光省観光プロモーション局のタムリン局長は事件前の1日当たり5,000人の訪問者に対し現在は2,100人にとどまっていると述べている。
バリ観光の最大市場となっている日本からの訪問者数は、昨年の月間ピークだった9月の4万1,958人から10月には1万7,006人、11月には9,685人と1万人の大台を割り込んでいる。それでも年間訪問客数で2位市場の豪州の約25万人を抑え約31万人と首位を維持した。過去5年間の日本からの月間訪問者数が最大だったのは、2002年10月に発生したバリ島爆弾テロ事件の前月9月の4万4,521人だった。
一方、同事件の翌年のバリ観光客数は全体で前年比22.7%減の99万3,029人と100万人台を下回っており今年も観光客数は低迷する可能性が高い。観光コンサルタントのアンドリュー・チャールズ氏は、バリのホテルの稼働率が昨年10月の事件前の水準に回復するには今年1年程度の時間が必要との見解を示し、まず今月29日の祝日を中心とした旧正月での改善に期待が持てるとしている。
■テロの経済影響、100億米ドル
米シンクタンクのミルケン研究所が9日に発表した1972年のミュンヘン・オリンピック・テロから02年のバリ島爆弾テロ事件前後の経済的影響を調査した「世界テロの経済的影響~ミュンヘンからバリへ」によると、インドネシアのテロ事件が国内総生産(GDP)に与える影響は100億米ドルという。1968~2004年までの国内テロ発生件数は133件。合わせて1,655人が死傷している。人口100万人当たりのテロ死傷者数は8人、テロ事件1件での平均死傷者数を12人と算出している。全世界での同期間のテロ発生件数は1万6,730件、死傷者数は9万人以上という。
同研究所のグレン・ヤゴ資本研究部長は、「経済的側面から見れば、テロリストが勝利しているとも言える」と語る。テロの標的が政府機関から民間へと移行しており、インドネシアなど頻繁にテロが発生している地域では投資と株式時価総額が顕著に落ち込んでいるとした。70年代のテロ事件は41%が政府機関を標的としていたが、2000年には2%まで縮小。民間人・機関が標的となったのは、この間に1%から30%まで上昇している。
http://nna.asia.ne.jp.edgesuite.net/freetop/top/free_idr_daily.html