猫を飼うなら遺書も書け
猫を飼ったら、遺書も書いておこう。
そうでないと、あなたが死んだ後、大事な猫ちゃんが、
家族に「処分」されるかもしれないからだ!
では、今から本当にあった話をするから、猫を飼っておられる方は、
是非参考にしてくださいね!
あるオバサンが、猫を飼っていました。オバサンには遠い所に住む
息子が一人いました。オバサンの趣味は、駅の近くにいるノラ猫たちに
エサをやること。ノラ猫にエサをやっているとき知り合った女の子が
ノラ猫は捕まえて病院で避妊手術をしないと、どんどん増えると言う
ので、女の子に頼んでノラ猫を保護して、避妊手術を受けさせた事も
あった。
別に名前も教え合ったわけでもないし、住所を教えた訳でもない。
ある日、オバサンは死んでしまった。
遠くに住む息子が、オバサンのお葬式と後始末のためにやってきた。
息子は葬式のごたごたの最中にオバサンの猫を家から逃がしてしまった。
オバサンは生前、息子に電話で「私が死んだら、私の猫を世話してね。」
と、息子にお願いしていたそうだ。
オバサンの近所の人に、オバサンが仲良くしている猫友達がいると、
その息子は聞いたらしく、駅前でノラ猫の保護を手伝った女の子の家を
探し当て女の子の家のベルを押した。
そして、自分の母親が死んだ事と、生前に猫の世話をしてくれと頼まれて
いた事を女の子に告げ、自分は猫を飼えないので、代わりに飼ってくれ
ないかと彼女に頼んだ。その女の子は驚いた。名前も知らないオバサン
の猫を押し付けられようとされるなんて、どういうことだ?
しかも、その猫は今、家から脱走してどこに行ったのかわからないとい
う。オバサンが死んでからその猫は、オバサンの死体と一週間家で過
ごしていて、猫は水もごはんももらっていないと聞かされ、心配になった
その女の子は、とにかくオバサンの猫を探しに行くのが先決だと思い、
オバサンの息子と一緒に、オバサンの家に行ってみることにした。
オバサンの猫は、まるで助けがくるのを知っていたかのように
玄関の前にしょんぼり座っていたので、あっさり保護できた。
オバサンの猫はお腹をすかせて、ノラ猫のようにガリガリに痩せていた。
オバサンの息子は、とにかく今は忙しいので、猫を一時預かってほしい。
詳しい事は後で話し合い、猫の養育費もちゃんと後でもってくるからと
言い残し自分の家に帰ってしまった。
オバサンは、女の子とノラ猫を一緒に捕獲するときに、息子が遠くにいる
こと、猫を一匹飼っていて、いつ自分は死んでもかまわないが、猫のこと
だけが心配なのだと女の子に言っていた。
猫を世話してくれる人には、もちろん持参金を付けて迷惑がかからない
ようにするつもりなのだと言っていた。
女の子は、オバサンから猫を頼まれたわけではないが、一緒にノラ猫の
捕獲を手伝ったよしみで、オバサンの猫を一時預かりすることにした。
オバサンの息子は住所と電話番号は教えてくれたものの、何の連絡も
してこない。電話をかけてみたが誰もでない。
その内、オバサンの息子はどこかへ引っ越してしまって行方がわからない
ということをそのアパートの家主から知らされる事になった。
オバサンの息子は、後で連絡すると言いながら、消えてしまったのだ。
女の子は、仕方なくオバサンの猫を世話することになった。
猫を世話するのは、オバサンと一緒にノラ猫の保護をしたよしみで
かまわないが、オバサンの息子に騙されたのには納得できない。
オバサンは、ちゃんとした遺書を作らずに死んでしまったようで、猫の
養育費はもらえずじまいだ。猫を飼うと、猫三種ワクチンやら、
食費やらトイレの砂代やら、病気した時は、治療費やら、
けっこうな費用がかかるのだ。本当ならオバサンの息子は、猫を
押し付けた女の子に、お金を渡す責任があるはずだ。オバサンも
生前、猫の世話をする人には、ちゃんと養育費を渡すつもりだと
言っていたのだ。もし、遺書があれば、オバサンの息子は、ちゃんと
払うべきものは払ったのかもしれない。
猫を飼うなら、自分が死んだ時の準備もきちんとしておこう。
処分される犬や猫には、飼っていたお年寄りが死んでしまい、
家族が面倒を見切れず、見放すというのが多いと聞いた事がある。
直ぐわかる場所に、飼っている猫の世話をする人に、それ相当の
遺産を残すという遺書を置いておく事をお勧めします。
貯金も無いほど貧乏なら、飼い猫の未来のために簡単な保険に
入っておくように!むごい家族もいるので、近所や友人に、
「わたしが死んだら、遺産を猫に残してあるので、家族がちゃんと
猫の世話をする人に、遺産を残すかチェックして!」と、頼んでおくと
猫のため、世話する人のためになる。
女の子は、今でもその猫を世話している。その猫も、事情が分かって
いるかのように女の子にいろいろ尽くしているそうだ。
そうでないと、あなたが死んだ後、大事な猫ちゃんが、
家族に「処分」されるかもしれないからだ!
では、今から本当にあった話をするから、猫を飼っておられる方は、
是非参考にしてくださいね!
あるオバサンが、猫を飼っていました。オバサンには遠い所に住む
息子が一人いました。オバサンの趣味は、駅の近くにいるノラ猫たちに
エサをやること。ノラ猫にエサをやっているとき知り合った女の子が
ノラ猫は捕まえて病院で避妊手術をしないと、どんどん増えると言う
ので、女の子に頼んでノラ猫を保護して、避妊手術を受けさせた事も
あった。
別に名前も教え合ったわけでもないし、住所を教えた訳でもない。
ある日、オバサンは死んでしまった。
遠くに住む息子が、オバサンのお葬式と後始末のためにやってきた。
息子は葬式のごたごたの最中にオバサンの猫を家から逃がしてしまった。
オバサンは生前、息子に電話で「私が死んだら、私の猫を世話してね。」
と、息子にお願いしていたそうだ。
オバサンの近所の人に、オバサンが仲良くしている猫友達がいると、
その息子は聞いたらしく、駅前でノラ猫の保護を手伝った女の子の家を
探し当て女の子の家のベルを押した。
そして、自分の母親が死んだ事と、生前に猫の世話をしてくれと頼まれて
いた事を女の子に告げ、自分は猫を飼えないので、代わりに飼ってくれ
ないかと彼女に頼んだ。その女の子は驚いた。名前も知らないオバサン
の猫を押し付けられようとされるなんて、どういうことだ?
しかも、その猫は今、家から脱走してどこに行ったのかわからないとい
う。オバサンが死んでからその猫は、オバサンの死体と一週間家で過
ごしていて、猫は水もごはんももらっていないと聞かされ、心配になった
その女の子は、とにかくオバサンの猫を探しに行くのが先決だと思い、
オバサンの息子と一緒に、オバサンの家に行ってみることにした。
オバサンの猫は、まるで助けがくるのを知っていたかのように
玄関の前にしょんぼり座っていたので、あっさり保護できた。
オバサンの猫はお腹をすかせて、ノラ猫のようにガリガリに痩せていた。
オバサンの息子は、とにかく今は忙しいので、猫を一時預かってほしい。
詳しい事は後で話し合い、猫の養育費もちゃんと後でもってくるからと
言い残し自分の家に帰ってしまった。
オバサンは、女の子とノラ猫を一緒に捕獲するときに、息子が遠くにいる
こと、猫を一匹飼っていて、いつ自分は死んでもかまわないが、猫のこと
だけが心配なのだと女の子に言っていた。
猫を世話してくれる人には、もちろん持参金を付けて迷惑がかからない
ようにするつもりなのだと言っていた。
女の子は、オバサンから猫を頼まれたわけではないが、一緒にノラ猫の
捕獲を手伝ったよしみで、オバサンの猫を一時預かりすることにした。
オバサンの息子は住所と電話番号は教えてくれたものの、何の連絡も
してこない。電話をかけてみたが誰もでない。
その内、オバサンの息子はどこかへ引っ越してしまって行方がわからない
ということをそのアパートの家主から知らされる事になった。
オバサンの息子は、後で連絡すると言いながら、消えてしまったのだ。
女の子は、仕方なくオバサンの猫を世話することになった。
猫を世話するのは、オバサンと一緒にノラ猫の保護をしたよしみで
かまわないが、オバサンの息子に騙されたのには納得できない。
オバサンは、ちゃんとした遺書を作らずに死んでしまったようで、猫の
養育費はもらえずじまいだ。猫を飼うと、猫三種ワクチンやら、
食費やらトイレの砂代やら、病気した時は、治療費やら、
けっこうな費用がかかるのだ。本当ならオバサンの息子は、猫を
押し付けた女の子に、お金を渡す責任があるはずだ。オバサンも
生前、猫の世話をする人には、ちゃんと養育費を渡すつもりだと
言っていたのだ。もし、遺書があれば、オバサンの息子は、ちゃんと
払うべきものは払ったのかもしれない。
猫を飼うなら、自分が死んだ時の準備もきちんとしておこう。
処分される犬や猫には、飼っていたお年寄りが死んでしまい、
家族が面倒を見切れず、見放すというのが多いと聞いた事がある。
直ぐわかる場所に、飼っている猫の世話をする人に、それ相当の
遺産を残すという遺書を置いておく事をお勧めします。
貯金も無いほど貧乏なら、飼い猫の未来のために簡単な保険に
入っておくように!むごい家族もいるので、近所や友人に、
「わたしが死んだら、遺産を猫に残してあるので、家族がちゃんと
猫の世話をする人に、遺産を残すかチェックして!」と、頼んでおくと
猫のため、世話する人のためになる。
女の子は、今でもその猫を世話している。その猫も、事情が分かって
いるかのように女の子にいろいろ尽くしているそうだ。