中国はガス田の話しは本当はしたくないので、時間かせぎ
中国が日中中間線の近くで開発を進めるガス田
「春暁(しゅんぎょう)(日本名・白樺)」は、ちゃくちゃくと工事が進み、生産開始を
告げる炎が上がるのも時間の問題。中間線からやや距離があるガス田
「天外天(同・樫(かし)」は生産活動を開始している。
日本は中国の開発中止を前提に共同開発を提案しており、中国は見解を
10月の協議で示すと答えたが、「12月に北京で開催」と変更を知らせてくる。
ところが、12月初旬の東南アジア諸国連合プラス3の会議に合わせた日中韓
首脳会議も中国は拒否。
一方、ガス田の開発の手は緩めず、春暁と浙江省をつなぐ海底パイプライン
の敷設も「東シナ海が荒れる冬場を前に終えたはず」(政府筋)とみられる。