ツチ族がフツ族の前大臣をベルギーで暗殺?
ベルギーの裁判所は、12月17日、ブリュッセルの運河で発見された
腐敗した遺体が、虐殺に関わったとして告発されていたルワンダ前
大臣、ジェヴェナル・ウウィリンギイマナだと確認した。
自殺か他殺かは明らかにしていない。
「彼の遺体だ。予審判事シルヴィア・ヴェルストレケンから連絡を
受けた。」と、ウウィリンギイマナの弁護士はAFPに語った。
衣服や貴金属を剥がされていたが、身体的特徴から、ウウィリン
ギイマナと確認された遺体は、ベルギーの首都の中心部を流れる
運河で、土曜日に発見された。
遺体は腐敗していたため、正式に確認するまで5日間かかった。
1998年、故ジュヴェナル・ハビヤリマナ大統領時代に、通商と消費
の大臣を務めたウウィリンギイマナ氏は、ルワンダ国際法廷(TPIR)
の捜査官にフランスで会見した3日後の11月21日、ブリュッセルの
自宅からいなくなった。
TPIRは、同氏を6月に虐殺に関わったとして告発していた。
1994年、ウウィリンギイマナ氏は、地元ギセニイ(北)で、大統領
支持のリーダーの1人だった。
失踪以来、ブリュッセルのルワンダ人の間では、さまざまな仮定が
取りざたされているという。
ジェヴェナル・ウウィリンギイマナが、調査の圧力に耐えかねて
自殺したなら、なぜ衣服を着ず、貴金属もなくなっているのか?
ツチ族によって殺されたのか、あるいは、前大臣が虐殺の実行犯
を明かすのではないかと恐れたフツ族の過激派によって粛清
されたのか。
ウウィリンギイマナの側近は、TPIRのメンバーによる犯行だと
主張する。
無料メルマガ「今日のアフリカ」から。
申し込みはこちらから。→http://melten.com/
~~~~~~~~~~~~~~~~~
ルワンダは、今日も法と秩序が守られない国なのかな。
どうみても暗殺だな。貴金属を剥ぎ取ったのは強盗に
襲われたように見せかけるためだな。(勝手に推理。)