中国の暴動はお金で解決する? | 日本のお姉さん

中国の暴動はお金で解決する?

中国・東洲村――中国広東省の東洲村で土地収容の補償額に抗議する住民に警官が発砲した事件で、中国政府は10日、警官隊が住民に発砲したことを認め、3人が死亡したと発表した。6日に起きたこの事件について、中国政府がコメントするのは初めて。その上で中国政府は、発砲は住民たちが警察に爆発物を投げつけたからだと説明した。AP通信によると、住民たちは10~20人が死亡したと話しているという。
新華社が伝えた中国政府の公式見解によると、東洲村で6日、発電所建設のための土地収用に対する補償額が低すぎると反発する住民数百人が、刃物ややり、ダイナマイト、火炎瓶などを使って風力発電所を襲撃。警官隊が催涙弾などで住民たちを鎮圧し、2人を逮捕した。その後、抗議グループは夜になって再集結し、発電所を攻撃。警官隊に向かって爆発物を投げ始めたため、「危険にさらされた警察は発砲を余儀なくされた。混乱のなかで村民3人が死亡した」としている。政府は、事実関係の調査を開始したという。
11日早朝の東洲村には、ヘルメットと盾で装備した機動隊約100人が配備されている。目に付くところに武器は見えない。警備にあたる警官と、住民たちが激しく口論している姿が見える。
村の入口には、「順法は人民の責任であり義務である」「うわさに耳を貸すな、いいように使われるな」などと書いた政府の横断幕が掲げられている。「人民政府は東洲村の住民を常に支援する」と書かれた横断幕もある。
また東洲村の外では、警察が各所で通行車両を検問している。

香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストは、発砲で負傷した住民は病院で「警察監視下」に置かれていると伝えた。住民の話として、胸を撃たれたおじを見舞った親族はそのまま病院で足止めされていると伝えている。

AP通信は、東洲村の女性から電話で10日に聞いた話として、遺体を引き取りたいという遺族の要求を警察が拒否して、多くの遺体を隠していると伝えた。この女性は、6日の発砲で10~20人が死亡したと話している。また別の男性住民は、15~20人が死亡し、大勢が行方不明になったと話しているという。

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200512110007.html

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


農民の土地を取り上げても十分な保証金を与えれば

暴動は起きなかったのではないか?


土地を取りあげられた農民は都会に出るしかない。

わずかな金では直ぐに都会での生活に困ってしまう。

悪い人に騙されたりもするだろう。

親が都会に出稼ぎに行って、バラバラになってしまう

家族もあるだろう。一部の官僚が儲ける仕組みは

なかなか無くならない。


隣の国の出来事とはいえ、中国の農民たちには

同情してしまう。花壇を作ったら土に愛着がわいたので、

土地を取り上げられた農民の気持ちがわかるような

気がするのだ。