国連とは、なんの機関か。 | 日本のお姉さん

国連とは、なんの機関か。

国際連合(United Nations)
1945年、終戦と共に設立、2005年の今年で60周年

安保理=安全保障理事会(Security Council)
国連の中の安保理

安保理常任理事国
アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国
安保理非常任理事国
10カ国、任期5年、再選不可(2回連続非常任理事国になることはできない)

常任理事国拡大案
経済負担の割合により、日本・ドイツが有力候補だったが、日独が常任理事国入りするとアフリカ諸国に代表がいないという自体が起こるため(地域枠)、結局は通らなかった。

国連平和維持活動(=PKO)
軍事的な部分

国連予算(PKO含む)
12億5千万ドル(=NY市の予算の4%)
国連はあまりお金がない。
イラク戦争が始まるまで、アメリカは分担金を滞納していた。

国連予算の分担率
多い順に、(おおよそ)
アメリカ(25%)、日本(20%)、ドイツ(10%)、フランス(6,5%)、イタリア(5,5%)、イギリス(5%)
(ちなみに、分担率の上限は一国につき25%)

PKO予算の分担率
多い順に、(おおよそ)
アメリカ(30%)、日本(20%)、フランス(7,9%)、イギリス(1,3%)、ロシア(1,3%)、中国(1,2%)

敵国条項
国連憲法第53条・17条に記載
敵国=「第二次大戦中に国連憲章の署名国の敵であった」
「敵国」には、国連の承認があろうとなかろうと、戦争を始めてもいいことになっている。まだこの条項は削除されていない。

http://ameblo.jp/namd/entry-10006011380.html

namdさんの「知っておきたい時事ニュース」から。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~日本の本音を探ってみる。


仮定:日本が国連の常任理事国に入れたとする。

    そのメリットは?デメリットは?

予想:メリットは、アメリカ中心の国連を日本が拒否権を使うことで、もっと

平和裏に    いろんな事を解決できるようになるかもしれない。

    たとえば、日本が常任理事国にはいていればイラク戦争などで、

    アメリカが独走しないように説得できたかもしれない。


    人権問題などで、アメリカが正しい意見を述べたときに賛成する

    ことで、世界のしえたげられている人を救うことができる

    かもしれない。

    世界の平和と人権問題に貢献できる。


    日本の国益を図れる。国連は無いよりある方が役に立っている

    部分も    確かにある。

    今まで、さんざん金を出したのだから、そろそろ常任理事国に

    なって、可決権を使って世界で良い位置に立ちたい。

    国連分担金などたいした額ではない。

    可決権が無いが意見ぐらい言わせてもらうタイプの(順)常任 

    理事国みたいな立場もあるが、多額の金を出して、結果が

    それでは釣り合わない。

    

    デメリットは、国連分担金が増えるかもしれない。

    ただでさえ異常に多いのに、また増えるのにはうんざり。

    中国は国連で人権問題の決議をしようとするといつも反対

    している。

    世界で、あるひとつのイケナイ国を経済的に封鎖して、

    反省を促そうとすると、

    カナラズ中国が国連決議を無視して、その国に接近して、

    おいしいところを奪う。

    国連決議事態に、あまり 意 味 が 無 い 。

    違 反 し て も 罰 則 も 無 い 。

    結局、国連はあまり世界の役に立っていない。

    常任理事国に入っても結果は同じかもしれない。

    国連のアナン事務総長の次は、中国のお勧めはタイ人だ

    という。

    最近タイと中国は仲良しなので、中国の息のかかった総長

    になって、国連全体が中国に乗っ取られているような

    雰囲気も感じられる。

    


他の意見:国連はそもそも第二次世界大戦の戦勝国の集まりだ。

       そんな集まりの常任理事国に入ろうとするのが意味を

       なさない。

       それより、国連憲法第53条・17に記載の敵国=

       「第二次大戦中に国連憲章の署名国の敵であった」
       「敵国」には、国連の承認があろうとなかろうと、戦争を

       始めてもいいことになっているという条項を削除させることが

       先だろう。


反論:国連は初めは戦勝国の集まりだったが、現在の中国もロシアも

    当時の国ではない別の国になっている。

    当時の中国は台湾に逃げた国民党。当時のスターリンが率いる

    ロシアも現在のソビエト連邦が解体した後にできたロシアとは違う。

    国連はそれなりに機能しているので、できるだけ常任理事国に

    入れるよう今から根回ししておくほうがいい。

    日本は小さい国で、資源の流入を止められたら一発でダメに

    なる国である。

    ちっぽけで存在感のない国だと、中国に侵略されてもどの国も

    助けにこない。

    できるだけ、存在感を高めておく必要がある

    (チベット・東トルキスタンの例を参照)

    国連分担金も、世界の国はまともに全額支払っていない。

    日本は黙って支払わないのではなく、ちゃんと減額を申し

    込んだので、手順は踏んでいる。

    常任理事国に入れるか否かは別として、入ろうとする意欲は

    常に保つべきだ。

   
他の意見:中国やロシアが少ししか分担金を払っていないのに、あんな

       に偉そうにするのは、日本としては割りに合わない感が

       強すぎる。

       中国とロシアはもっと払え。国力は日本よりあるくせに、

       いつまでも貧乏ぶっているんじゃない。

       日本は赤字国家なので、分担金は

       当然減らしてもらってもいいはずだ。

       常任理事国に入れないならなおさら分担金を減らして

       もらおうじゃないか。

       もう、うんざりだ。国連なんか、何の機能もない、ろくでなし

       野郎の巣窟だ。

       アナンの身内が横領していたり、ロシアの職員が意味も無く

       高給をとったりしていたじゃないか。

       もっと違う組織を作った方がいいのかも。イスを蹴って

       出て行くこともないが。

       中国やアメリカの影響が強くない別の組織ができたら、

       そっちにも入っておく方が日本の国益を守れるかも。