自己破産ができないケース
同時廃止(自己破産)が不可能となる主なケース
1 債務負担の原因が、下記①~③に当てはまる場合。
① 浪費
② ギャンブル
③ 事業資金
2 その他、以下のような状況がある場合。
④ 詐欺的な借入状況がある。(弁護士に相談する直前の借入等)
⑤ 破産財団に属する財産を債権者の不利益に処分したとき。
⑥ 免責申立後前10年以内に免責を得たこと。
少額管財事件となる典型的なケース
⑦ 上記①~⑥のような免責不許可となる事由がある場合。
⑧ 差押を受けているまたは受ける可能性がある場合。
⑨ 偏頗弁済行為があり、否認権の行使によって金銭等の財産を取り戻す
必要がある場合。
⑩ 生命保険解約返戻金等の換価容易な財産が20万円を超える場合。
⑪ 総負債額が多額の場合や債権者が多数の場合等、管財人による調査
が必要となる場合。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
タレントで自己破産した人は、趣味の骨董品収集がたたったらしいが、
あれは浪費ではなかったのでしょうか?