ペットが盗まれる
最近チワワの飼い主が空き巣に入られるという事件が
増えている。盗まれるのは現金とチワワ。外国に密輸
するためか、日本で繁殖させて子犬を売ることを目的に
盗んでいくのではないかと、ペット雑誌の記者はみている。
現金は盗られても何とかなるが、家族同然のペットを盗ま
れるのは飼い主にとっては大きな心の痛手となる。
最初は現金のみを盗まれ、ペットのチワワをダンボールに
入れられて玄関先に放置されるという被害にあった家では、
防犯装置や新しい鍵を付け足したにもかかわらず、二度も
空き巣に入られた。二度目はチワワのみ盗まれたそうだ。
純血種の美しい長毛種の猫を二匹、電車に乗っている時に
足下に置いていたケージごと盗まれた女性もいる。
日本は犯罪の少ない安全な国という話しは、もう昔の話しに
なっている。可愛いペットも、プロの泥棒に目を付けられたら
必ず盗まれてしまうようだ。日本では誰でも、免許無しにペット
のブリーダーになれるという事がまずおかしい。
そのせいで、心ないブリーダーに繁殖や精子の採取目的で
飼い殺しの目にあっている犬や猫が日本ではたくさんいる。
盗んだ犬でも誰でもブリーダーになれるような状態が続かない
ようブリーダーに関する法律を早く整えてほしいものだ。