中国のあからさまな「いじめっこ型」外交
中国の外交の仕方は敵を定めて焦点を絞り、世界に出て行って
中国の味方と敵を明確に外国に示し、中国に従わせること。
台湾に対する作戦は、中国が援助する国に対して、「台湾と交際するなら、
中国を敵に回すが、台湾を切り捨てるなら中国は味方となる。」と
宣言することで始まったではないか。そして今は、中国ははっきりと日本に
対して同じ敵対対策をとるようになっている。
経済や文化面では、日本と中国は切っても切れない関係で、お互いに
必要としているにもかからわず、日本が常任理事国に入りたいと言えば、
わざわざ遠くアフリカや南米の国にまで多大な援助という土産(みやげ)を
持参し、「反対」の意志を取り付け、日本がずっと関係を大切にしてきた
インドネシアにまで、用意周到に他国も引き連れて、(華僑の会社と思われる。)
援助の約束と引き換えに「反対」を取り付けた。
とにもかくも中国には敵が必要なようだ。アメリカと、ロシアとは仲良くできて
いるので、あと目障りなのは、台湾と日本だけ。
中国が恐いのは軍部と共産党がどちらも世界制覇を目標として、力を
合わせているところだ。軍はエネルギーの確保を担当しているので、
外国の中国が採掘した石油施設には中国軍の兵隊が警備を担当している。
反日の教育は中国軍の青年部が担当している。共産党が進める経済の
発展を中国軍がサポートしている。しかし、中国軍には鼻息の荒い軍人が
いて、アメリカなど、核攻撃で潰せるとか、日本は都市が集中しているから、
ロケット数発で始末できるなど、過激すぎる発言を繰り返している。
しかし、そのような発言をする者が更迭されることは一切無い。
軍と共産党は意見が一致しているのである。むしろ共産党の方が、
戦争を仕掛けたがる軍をなだめている状態なのではないだろうか。
「今はまだ日本から盗める技術がある。今後、全て日本から吸収しつくしたら、
その時は日本と台湾を一気に手に入れる用意をしておけ。」などと言って
共産党が中国軍をなだめている状態なのではないかと想像してしまう。
そんなバカなという人もまた、想像で発言しているという自覚を持つべきだ。
中国はどんな中国であってほしいのか?日本にとって好ましい中国とは
どんな国なのか?まずそれを考えて、中国をそのように導いてこそ、
「外交」なのではないか?
外国に振り回されるばかりが、「外交」なのではない。日本は自分の意見を
持つべきだがその前に明確な「目標」を持つべきだ。
中国が、日本を敵対視する政策を止め、日本との経済の交流を深め、お互いに
利益を得ること。中国が戦争をすることなく、世界の貧困国を環境問題も
クリアーしながら援助し、また自国内の環境問題もスムーズに片を付け、
京都議定書などの地球温暖化対策にも目を向けること。
自国内の宗教家を迫害し、死にいたらしめる事を止め、貧しさにあえぐ
取り残された民衆を省みること。国民を教育したり、法律を整えるなど、
官僚が汚職に走らないようにするなど、中国がやるべきことは山ほどある。
日本の知恵と過去の経験を利用して、中国はより民主的な国に近づく努力を
するべきだ。平和でなければ、経済の発展はありえない。それを中国に
わかってもらうように働きかけることが大切だ。
今だかって、これほど、中国と日本が経済でがっちり組んだ時代は無いと
いうのに、中国が日本を敵対視し、反日教育を進めるのは、何かがおかしい。
中国政府と中国軍が反日政策を止める気配は無い。ますます、反日教育を
進めるそぶりを強めている。このような事態に日本政府ははっきり意見を
言い、事態が深刻になる前に阻止するべきである。中国の暴走を止められ
ないなら、日本もそれなりの覚悟をして、準備を進めておけといいたい。
準備とは何か?アメリカの核一本に頼らない抑止力を自力で用意しておけ
ということだ。中国の仮想敵国に日本がなっているという現実を重く見て、
中国に強く抗議し、世界に対しても警鐘を鳴らし、軽々しく土産で中国寄りに
なっている国々にも文句を言うべきだ。日本のODAを受けながら他国を
援助し、日本に敵対させる中国という国の恐さを思えば、この国を飼いならす
のは大変なことだと思うが、日本は今、やらなければ、必ず食われると思え。
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【北京=藤野彰】新華社電によると、中国共産党中央宣伝部は20日、国民の
愛国心育成を目的とした「全国愛国主義教育模範基地」の第3次指定リスト
(計66か所)を公表した。[全文へ ]
(2005年11月20日20時48分 読売新聞)
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