トルコのデモ | 日本のお姉さん

トルコのデモ

以前イラクで誘拐した2人のモロッコ大使館員を殺害すると、

アルカイダはインターネットで予告したのですが、それに対して

モロッコで大きなデモ行進がおこなわれた。
超極左からイスラミ原理主義者まで、10月20日バクダットで

アルカイダによって誘拐された2人のモロッコ大使館員に

連帯を表明するために、カサブランカで数千人がデモ行進を

行った。
彼らは2人の人質の大きな看板をかかげ、のぼりには

『イスラムの名において人質を解放しろ。』

『コーランは無実の人の処刑を禁じている』あるいは、

『モロッコ人は、2人の犠牲者と連帯している』と

アラビア語で書かれていた。
2人の大使館員、アブデラヒム・ブアレン(55歳)とアブデル

クリム・ムハフィディ(49歳)は、アンマンに給料を取りに行った

帰り道で、アブー・ムサブ・アル・ザルカウイに率いられている

イラクのアルカイダによって、バクダットで誘拐された。
2人は、20年以上イラクに住み、イラク人女性と結婚している。
行進は、『緑の行進』(マルシュ・ヴェルト)の歌で始まった。

日曜日は、ハッサン2世の呼びかけで、350,000人のモロッコ人が

王国の領土を主張して、西サハラへ向かって行進してから、

30年目の記念日だからだ。
デモ参加者は、国連広場からハッサン2世通りへ向かい、

「自由にイエス、テロリストにノー。野蛮な行為はやめろ。」

「イスラムは愛の教えだ。戦いではない。」の語句とともに進んだ。
イスラム原理主義アル・アデル・ワルイフサーヌ(正義と善行)のス

ポークスマン、ファタラ・アルスラーヌは、「このような団結は、宗教や

どのような政治的グループに属していようとも、市民の誘拐や殺害

には反対することを示している。」という。
「われわれの宗教はわれわれを攻撃しない者に対して、このような

行為を禁じている。」
正義と発展のイスラム教(PJD)の国会議員サーディヌ・オスマニは、

「政府で組織したデモではないが、モロッコ市民から生まれた

マニフェストで、2人を誘拐した犯人に直ちに開放するように求め

ている。」と、語っている。
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