チベットの苦悩は続いていた。
チベットでは、中国政府の弾圧はいまだに続いている。
中国政府はいつでも、好きなときに人を拘束し、家族にも
消息を知らせずに裁判無しに投獄するという、
北朝鮮にも負けないような人権侵害が堂々と行われている
国である。
開放政策によって、経済が発展し外国企業が
入ってきたことによって、人権に関しても少しは進歩的な国に
なったと思われがちだが、中国政府は昔と少しも変わっていない。
チベットを侵略して自国の領土とし、多くの僧侶たちを殺害した
中国は、民族主義の傾向があると判断すると容赦がない。
これは共産国であり第二次世界大戦後も他国を侵略して
領土を増やしてきた中国にしてみれば当然のことなのだろう。
このような体質は、経済が発展しても変わることが無かったと
いうことを、日本政府と日本人は、頭にたたき込んでおく必要が
ある。
中国大陸を侵略したことを謝れと、幾度と無く日本に謝罪を
要請する中国は、自国の侵略に関してはまるで無かった
ことにし、チベット人僧侶たちをチベット国旗を掲げた件で11年の
禁固刑に処する国だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
少数民族競技大会開催中チベット人が拷問され死亡
1999年8月
8月にラサで開催された少数民族競技大会の期間中、ポタラ広場で中国国旗を引き降ろして抗議行動を行おうとしたチベット人1人が、逮捕された際に激しく殴られ、病院で死亡した。
信頼すべき非公式情報によれば、30代の建設請負業者タシ・ツェリンは警察病院で死亡した。中国国旗を降ろしチベットで禁じられているチベット旗を掲揚しようとして逮捕・拘束されていたのである。タシ・ツェリンは治安当局に拘束される前、自殺を図ろうと体に巻き付けていた手製の爆発物へ点火しようとしたが失敗したという。
確かな情報筋によると、タシ・ツェリンは逮捕時に4、5人の治安警察官に激しく殴られたため、手や足、腕が骨折したらしく、頭部を車の後部に打ち付けられ警察車両に収容される頃には歩くことすらできなくなっていたという。この頭部の負傷が死因につながったとみられている。タシ・ツェリンを最初に逮捕した交通規制任務の警官は、公安の維持に貢献したとして当局に顕彰された。
未確認情報によれば、タシ・ツェリンの妻ラドゥンは夫が逮捕された後、尋問のために拘束されたという。ラサの彼らの自宅は「分離主義」活動の証拠を見つけるため徹底的な家宅捜索が行われ、近所の家も捜索の対象になったという。
非公式情報は、8月末のタシ・ツェリンの抗議行動の後、彼の親戚が尋問のために拘束された可能性を示唆している。タシ・ツェリンはチベット自治区ロカ県の生まれ、大工として働くためラサにやって来て、5年ほど前から建設請負業を営んでいた。小学校等を再建して地域から功労賞を受けたこともあった。
http://www.tibethouse.jp/news_release/1999/news33.html
2005年5月 チベット人権民主センター
チベット人権民主センター(TCHRD)によって確認された情報によれば、禁止されているチベット国旗を掲揚した罪で、チベット自治区(TAP)のカンゼ地区(四川省)出身の2人の僧 ― ロプサン・ケンドゥップ(22際)とギャルポ(26歳) ― に対して11年の禁固刑が下された。
近年、四川省カンゼ地区は中国政府当局による取締りの重点地域となった。このことは、逮捕・拘留およびその他の人権侵害のほとんどがこの地域から報告されている事実によって確認されている。ここでは地域のラジオ塔に掲揚されたチベット国旗に関する多数の事件があった。
チベット人権民主センターによって確認された情報によれば、ギャルポは2004年1月に逮捕され、その1ヶ月後の2004年2月にロプサン・ケンドゥップが故郷で逮捕された。2人が伝達手段もなく拘留される一方で、2人の行方や安否に関するニュースは何ヶ月もの間親類・家族にも知らされていなかった。伝えられるところによれば、2人の行方が判明したのは、最近、カンゼ中級人民法廷によって下された有罪判決によってのことだった。2人は現在、カンゼ地区のダルツェンド刑務所に拘束されている。
ロプサン・ケンドゥップとギャルポの拘留および有罪判決は、中国の刑事訴訟法の多くの条項に違反する。2人は任意に拘留され、法廷では刑事訴訟法は遵守されず、無実を訴えるための自由で公平な裁判も行われることなく有罪判決が下された。2人の家族はほぼ一年の間、逮捕と拘留に関して通知されていなかった。親類・家族らが拘留された2人に面会する権利も同様に否定された。
ロプサン・ケンドゥップとギャルポのケースは、中華人民共和国が批准している「市民的、政治的権利に関する国際規約」(ICCPR)内に記載された規約の明らかな侵害にあたる。ICCPR第9条には、「すべての者は、身体の自由及ぴ安全についての権利を有する。何人も、恣意的に逮捕され又は抑留されない」と明記されている。2人のケースは、「何人も、ほしいままに逮捕、拘禁、又は追放されることはない」と規定する世界人権宣言(UDHR)の第9条の侵害を実証している。また同様に、「すべて人は、自己の権利及び義務並びに自己に対する刑事責任が決定されるに当って、独立の公平な裁判所による公正な公開の審理を受けることについて完全に平等の権利を有する」とする世界人権宣言第10条の違反にも該当する。
中国政府は、国の統一や社会的安定に対して非常に重大な懸念を抱いている。チベットの問題に対する過度の政治的過敏さが原因で、中国政府は、独立を支持するか民族主義を表明するようないかなる表現・行動に対しても非常に厳しい弾圧を強いている。このような情況下において中国政府は、チベット国旗、ダライ・ラマやチベット亡命政府の指導者の肖像および政治的内容を含む文章表現を禁止した。これらに抵触する活動はすべて「国家の安全を危険にさらす」罪とされてきた。
2004年12月時点で、チベット人権民主センターは、チベット人政治犯である146人が刑務所および拘留センターで刑期をつとめていることを確認している。これらの政治犯のほとんどすべてが、基本的人権及び自由の行使と、更には明らかな「国家の安全を危険にさらす」犯罪行為の門で服役している。
中国政府が刑事訴訟法において、自国の多数の市民の正当な権利の妨害を阻止するために「国家の安全を危険にさらす」行為の範囲を指定し、明確化することは避けられない。チベット人権民主センターは、中国政府当局者に対し、ロプサン・ケンドゥップおよびギャルポに対して、中国の刑事訴訟法の下で、公平な裁判を受ける機会が与えられるよう、適切な法的抗議を促したいと考えている。2人の活動はまさに、基本的人権の行使に対する彼ら自身の意見や考えの表明に他ならないことから、チベット人権民主センターは2人の僧を無条件に解放するよう中国の政府当局に呼びかけている。
http://www.tibethouse.jp/news_release/2005/050511_natinal_flag.html
時間のある方は、こちら。
http://www.megabbs.com/china/#4
時間のある方は、こちら。(反日の人もいろいろ書き込みをしています。)
http://www.megabbs.com/china/#1
時間の無い方はこちらをごらんください。
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/08/html/d26023.html
http://www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=china&vi=1124229993&rm=100
http://www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=china&vi=1128681247&rm=100
http://www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=china&vi=1116744136&rm=100