10代でSEXをしてはいけない理由
アメリカの女性医師Dr,Meg Maker メグ・マーカー氏の
ビデオを観た。
彼女の元には、数々の10代の性病患者が訪れる。
ビデオに出てくるのは一般の10代のアメリカの子供たちだ。
17歳で、性器ヘルペスにかかった男の子は、結婚して奥様が
子供を産んだが、彼の奥様も子供も性器ヘルペスにかかっていた。
産まれた子供は性器ヘルペスの影響をもろに受け、脳に「す」が
入ってスカスカになっており、自分でまともに呼吸もできない。
性病はエイズだけではない。性器ヘルペス、尖形コンジローム、
淋病、梅毒など、薬で治ると思われている性病が、実は深刻な
ダメージを自分だけではなく結婚相手や赤ちゃんに与える
恐ろしい病なのだとは知られていない。
性器ヘルペスの場合、一回のSEXでうつる率は25%だが、
10代では子宮膜が出来上がっていないため、うつる率は
一気に46%となる。
クラミジアは、男女間で、うつしあいを重ねる内に、治りにくく
なり、その症状もどんどん深刻なものとなる。
淋病は、抗生物質が効かないタイプが増えてきているし、
尖形コンジロームと「H I V」 は、一度うつれば、一生物である。
しかも、どちらも影響を抑える薬を投与して症状を軽くするしか
手は無い。
また、女子が尖形コンジロームにかかると、子宮経口癌に
なりやすく、それで命を落とした者がたくさんいる。
頭が尖った形のイボが性器にできる病気だが、これは手術で
取り除く以外、治療方法が無い。
14歳で、尖形コンジロームにかかり、子宮癌にかかった
17歳の女子高校生がビデオで証言していた。
彼女は軽い気持ちで癌を削り取る手術を受けたが、癌のために
結局は子宮を取り去ることになったのだという。
手術が終わった後で、彼女は若くして愛する男性との
子供を作ることができない体になったのだとわかり、ショック
だったと言う。
全てのオーラルセックスは、性病の予防にはならない。
コンドームの普及に伴って、中絶の数は減ったが、性病の
患者の数はうなぎのぼりに増えている。避妊薬や、コンドームの
普及によって、SEXを気軽に行う者が増えたということだ。
オーラルセックスで、喉にクラミジアがうつった者、クラミジアの
症状の悪化で呼吸困難や肺や心臓に重篤な症状が出た者、
クラミジアが顔の皮膚にまで出た者、ウィルスによる子供の奇形、
等いろいろな症状が出た10代の患者を診続けたメグ・マーカーは、
これ以上悲しいストーリーを見たくないと、ビデオで顔をしかめて
訴えている。
性病がうつりやすい10代ではSEXを避けるように。
オーラルセックスもセックスであり、バージンでもボーイフレンドに
頼まれてオーラルセックスをした結果、喉から性病に感染する
10代の女性が多いのだと彼女は警告している。
ほとんどの女性は実はオーラルセックスになんの喜びも
感じておらず、男性が喜んでくれるからという理由だけで、
しぶしぶ行っているのである。
男性が望むからというだけで嫌なことをやっている。つまり
フリーセックスではなく、性の奴隷となっているのだと、
彼女は語っている。嫌なことは嫌だと断る勇気を持つこと。
また、病院で性病にかかっていないか調べて、もしかかっていたら
必ず治療すること。SEXの相手にも、その事を告げて、相手も
治療するようにうながすこと。そして、それからはSEXをしないこと。
性的な刺激を受けないよう、刺激から遠ざかること。
誘惑にひっかからないよう、自制する訓練は将来の結婚生活で、
浮気による家庭崩壊の危機を防ぎ、幸せな結婚生活を営む訓練と
なるし、10代の自殺願望から自分を守ることができるのだという。
精神科の医者の調査結果では、SEXをしている10代女性の自殺者
の数はSEXをしていない10代女性の3倍。
SEXをしている10代男性の自殺者の数は、SEXをしていない
10代の男性のなんと8倍であったと言う。
SEXを行う男女の関係の破局は精神の落ち込みがひどく、
むなしさを感じやすくなり、自分が無価値であると感じ落ち込む。
むなしいのでSEXをする。すると、さらに落ち込む。
数人とSEXをするようになると、自分を大切にするという気持ちが
失われ、虚無的になる。どんどん心がすさみ、生きる気力が
失われるのだと言う。
ケーキが目の前にあれば、見ないようにして勉強するのは苦しい
ことだが、その部屋のドアを閉じて、別の部屋に行けばよいのである。
10代のSEXを避けることは、そんなに難しい事ではない。
誘惑がいっぱいな世の中にあっても、自分の幸せを考えれば
SEXの時期を遅らせることができる。
目の前の誘惑に負けて、性欲を満たすためだけに相手の体を
利用することを止めて、一時的な楽しみと病気を選ばず、幸せを
選んでドアから出て行けばいいのだ。
二人の、まだ誰ともSEXしていない男女が結婚すれば、性病になど
なるはずもない。
一人が他の一人とSEXするということは、相手が過去にSEXした者
全てからウィルスを受け取る可能性があるということであり、
過去の相手がSEXしてきた全ての人間もまた、他人のウィルスを
受け取った可能性があるのである。
太古の昔から延々と続く、性病ウィルスのリンクに参加するか否か
の危険な賭けは避けて欲しい。
メグ・マーカー氏は悲痛な顔で訴えていた。
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現在アメリカでは、一回のSEXで性病がうつる確率は25%。
日本がアメリカのようにならないことを祈る。