中国は真面目に環境保護に取り組まないと!
【北京24日共同】中国国家環境保護総局の張力軍・副局長(次官級)は24日、有効な環境保護策を講じないまま現在の経済成長が続けば、中国の大気汚染レベルは15年後には現在の最大5倍に達すると警告した。北京市内で開かれた環境問題に関する国際会議で明らかにした。
副局長は「中国はこのような深刻な汚染には耐えられない」と述べ、汚染の現状を率直に認めた。
副局長は、二酸化硫黄の排出量がことしは2600万トンに達するとみられるなど大気汚染物質の増加が止まらないとして、既に都市部の5分の1が「深刻な大気汚染の中で生活している」と指摘。15年後に中国の人口は14億6000万人に達し、国内総生産(GDP)は2倍になるが、現状のままなら「大気汚染は今の4-5倍となる」と述べた。
副局長は「中国はこのような深刻な汚染には耐えられない」と述べ、汚染の現状を率直に認めた。
副局長は、二酸化硫黄の排出量がことしは2600万トンに達するとみられるなど大気汚染物質の増加が止まらないとして、既に都市部の5分の1が「深刻な大気汚染の中で生活している」と指摘。15年後に中国の人口は14億6000万人に達し、国内総生産(GDP)は2倍になるが、現状のままなら「大気汚染は今の4-5倍となる」と述べた。
(共同通信) - 10月24日21時12分更新