飢餓で苦しむニジェールの出産率は世界一 | 日本のお姉さん

飢餓で苦しむニジェールの出産率は世界一

ニジェールの西コロで実施された出産制限は、第2段階として他の5地区でも

実施される。
女性1人が8人出産しているニジェールは、世界でもっとも出産率が高い。

2050年には、今の1000万人が4700万人になる計算だ。

数年前からニジェール当局では、チュニジアの技術者とともにコロ地区で

行われている出産制限計画に着手している。

3年間で避妊をする女性が2倍になったので、さらに5地区で計画を実施する

予定。

「妊娠を制限するために、フランスは財政援助をします。世界銀行も関わりを

もっています。
今年ニジェールを襲った食料危機を、状況の問題としてとらえるべきではない。
この国は、だんだん生産能力が落ちていて、人口を養うことができないという

構造に問題があるのです。」とNGO代表は言う。

メルマガ「明日のアラブ」より。