中国の自然災害での被害額は米、日についでワースト3位
中国では台風など大きな災害が最近、頻発しているが、直近の10年間における自然災害での経済的な被害額は2兆元を超え、米国、日本についで世界でワースト3位になっていることが分かった。民政部の李学挙・部長が明らかにした。13日付で北京娯楽信報などが伝えた。
また李・部長は、2005年に関しては、「10月11日までに自然災害で死亡した人は1796人、行方不明になっている人は461人に達している」「倒壊した家屋は158.7万棟、直接的な被害額は1838.7億元に上る」と被害の大きさを説明。
05年はこれまでに台風が合計8つ上陸している。中でも、10月上旬に中国南部を襲った台風19号「ロンワン(龍王)」により、福建省の福州(ふくしゅう)市では8000台の自動車が水没し、修理が必要だという。「どこの工場も『特需』で人手不足だ。全国から応援の整備工をお願いしている」と話す自動車整備工場の関係者もいる。
なお、台風19号により福州市にある武装警察の訓練学校のそばで山崩れが発生、多数の警察官が行方不明になっていたが、12日18時(現地時間)までに84人の遺体が収容された。1人が依然として行方不明になっている。写真は冠水した福州市の道路に取り残された車両。(編集担当:菅原大輔・恩田有紀)
また李・部長は、2005年に関しては、「10月11日までに自然災害で死亡した人は1796人、行方不明になっている人は461人に達している」「倒壊した家屋は158.7万棟、直接的な被害額は1838.7億元に上る」と被害の大きさを説明。
05年はこれまでに台風が合計8つ上陸している。中でも、10月上旬に中国南部を襲った台風19号「ロンワン(龍王)」により、福建省の福州(ふくしゅう)市では8000台の自動車が水没し、修理が必要だという。「どこの工場も『特需』で人手不足だ。全国から応援の整備工をお願いしている」と話す自動車整備工場の関係者もいる。
なお、台風19号により福州市にある武装警察の訓練学校のそばで山崩れが発生、多数の警察官が行方不明になっていたが、12日18時(現地時間)までに84人の遺体が収容された。1人が依然として行方不明になっている。写真は冠水した福州市の道路に取り残された車両。(編集担当:菅原大輔・恩田有紀)
(サーチナ・中国情報局) - 10月14日21時3分更新