アメリカで本当にあったもったいない話。
ラジオで聞いたホントの話。アメリカで自営業を
営んでいる一人住まいの独身男性が、ある朝
お母さんに電話で「明日から、仕事でちょっと遠いところに
出かけて、しばらく帰らないから。」と、言ったんだ。
お母さんは、「あ、そう。」と答えて、ずっと待ってたんだって。
10年たって、家賃が銀行から落ちないと、家主から
連絡があったんだって。(銀行から連絡があったのかも。)
お母さんが心配して、息子の家に行ってみると、息子が床の上に
倒れて死んでいたんだって。10年前の、仕事で遠くへ行く日
の朝に、心臓発作かなにかで死んだらしいんだ。
でも、誰も、彼が死んでいることに気が付かず、銀行口座からは
家賃とか電気代とかが引き落とされていたんだって。
お母さんは、銀行口座の預金額がゼロになって初めて、
おかしいと気が付いたんだ。
仕事で遠くに出かけて連絡が無いのはよくあることだったんで、
気にしなかったらしい。
死んでいるのに家賃を払わされていたんだね。
貯金が全部無くなっちゃって、息子も死んでいて残念だったね。