24でドキドキ!!
友達は24をシーズン1から観ている。
友達がDVDを運良く借りてこれたらお姉さんに
声をかけてくれるので、遊びに行ける時は
一緒に見せてもらう。
1から3までは、ところどころ抜けがあるが、
なんとかストーリーは頭の中でつながっている。
友達の家でシーズン4の①から④を観たが、
45分のDVDを4本ぶっつづけで観ても全然
飽きない。もう、ずっとドキドキしっぱなしなんだ。
ジャック・バウアーが官僚的な上司にいじめられながらも、
現場でどんどん最善の道を探りながら、頑張るんだ。
こんな人が日本にいて欲しいよ。ドラマだけど、
あこがれる。日本が戦争で負けたのも、官僚的な軍が、
現場の声を聞かずに、机の上だけで、命令を
下していたからもあるんだよ。
戦争が負けかかっていたとき、爆弾に人間が入って、
自爆するという特殊部隊があった。
爆弾の中で軌道をコントロールするから、
必ず敵に大打撃を加えられるはずだった。
爆弾に入った特攻隊だ。人間爆弾でアメリカに打撃を
与えて、戦争から手を引いてもらいたかったのだった。
人間爆弾は飛行機の下にセットされる。
飛行機は重い爆弾を運ぶため、早くは飛べない。
必ず、護衛の飛行機と共に出発しなければ、
敵の艦隊に着く前にやられてしまう。
決行の日が来た。しかし前日に護衛の飛行機が
全て、他の作戦に取られたか、打ち落とされたかで
人間爆弾を抱えた飛行機を護衛する飛行機が
来なくなった。特殊部隊の隊長も
現場の軍の偉いさんたちも、東京に延期を申し込んだ。
しかし、東京は「そのまま決行しろ。」と命令してきた。
人間爆弾たちは、護衛無しに出撃して、のろのろ飛んでいる
ところを敵に見つかって全滅した。
隊長は最後の怒りの抗議をしたのか、何の無線報告も
しないまま爆撃されて死んでいったそうだ。
日本を守りたいという隊長たちの想いを踏みにじり、無駄に
死なせた日本の軍の偉いさんたちは、彼らに対して罪がある。
いろんな場面で東京の軍の上層部は失敗を繰り返していた。
戦争を始めた軍の偉いさんたちは、戦争を上手く運営
できなかったのだ。
今の日本と同じ事が起きていたのだ。
官僚が机の上で日本をいじっていて、現場の声は反映されない。
ダムがいらないという農民の声を聞かない。
有明海に埋立地はいらないという漁師の声も聞かなかった。
官僚主義を変えて、ジャック・バウアーみたいな人物が自由に
動ける社会にしないと、次に戦争が起きればまた負けると思う。
アメリカみたいに行動力のある、現場の声を大事にする軍が
無いからだ。それに、敵が攻撃してきてから軍を作っても
どうせ使い物にはならない。
戦争ができる人物が日本には一人もいない。
そういう人物を育ててもいないし、もし、いたとしても官僚主義では、
軍人として立派な人物を上手く使いきれない。
だから、日本は戦争をしてはいけないんだ。
でも、もし外国に攻めてこられた場合に、自分の国も守れ
ないんじゃ話にならない。クエートだって、まさかイラクが攻めて
くるなんて、考えていなかったんじゃないかな?
幸い、チベットみたいに貧乏な国じゃなかったから、
クエートはアメリカに助けられた。守る価値がある国だと
思われたからだ。日本はこれからもずっと、アメリカにとって、
守る価値がある国だろうか?
火事が無くても消防署が必要なように、自衛隊は必要だ。
自衛隊がいらないという人は、外国が全て善人で構成されていると、
根拠無く信じる「平和教」の信者だ。
現実を見ていないで夢をみている人だ。
でもそんな人にも、中国人が日本人を憎まないよう、民間人と
民間人の交流を通して、頑張ってもらいたいと、思う。