中国のエネルギーの対外依存度は6パーセントだと
中国は言う。
石炭やコークスを輸出していると言う。
中国の石油輸入量は全世界の石油の7パーセントだという。
中国に文句をつける国はもっと、輸入していると言うが、
中国一国だけで、全世界の石油の7パーセント、輸入しているのって、
かなり多いと感じる。
それに、他の新聞では違う数字がでている。
2000年の輸入依存度が既に25パーセントなのに、今年が
6パーセントなわけがない。2004年で40パーセントを超えたとも
他の新聞では、書いている。古い記事の方が数字が正確かもしれない。
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5年後の石油輸入量は1億トンに
国家発展計画委員会の陳和平氏は21日、中国は今後エネルギー不足が深刻になるとした上で、2005年の石油輸入量は1億トンに達し、2020年には50%以上を輸入に依存するとの見通しを示した。
同氏によると、中国が昨年輸入した石油は7000万トンあまり(約200億ドル)。中国では最先端技術を取り入れて省エネに努め、再生可能なエネルギーの開発・利用を強化し、資源配置の最適化を行っても、2010年にはエネルギー不足は8%、2040年には約24%になると見られている。石油の不足分は数億トンに達する。石油の輸入依存度は1995年の6.6%から2000年には25%にまで上昇している。2010年には30%、2020年には50%に達すると見られている。
「人民網日本語版」2001年3月23日
「中国の石油輸入依存度は2020年まで35%」、世界石油会議予測
世界石油会議(World Petroleum Congress=WPC)の王涛・高級副主席は22日、「2020年までに中国の原油の輸入依存度は35%程度を維持。また同年までに中国の石油、天然ガスの生産はピークに入るだろう」とする予測を示した。2004年中国の石油生産量は世界5位の1億7400万トン、中国の1人あたり石油資源量が世界平均に占める割合はわずか11%にとどまっている(石炭は79%、天然ガスは4.5%)。エネルギー供給は、急成長する中国経済、都市化進展や人々の生活水準の向上にペースに対応できない状態で、2004年全国の石油輸入量は1億2000万トン、輸入依存度は40%を超えた。一方、全国には石油資源619億トンが新たに発見される可能性があるとされ、現在までに234億トンが確認されている。【経済日報 2005年04月25日】
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中国のエネルギー対外依存度、わずか6%
2005年09月12日
国家発展改革委員会の張国宝主任は10日、「2005年 中国企業サミット」で「中国はエネルギーの消費大国である以上に生産大国だ」と指摘し、エネルギー問題について国内に軸足を置いて解決していく考えを強調した。中国青年報が報じた。張主任の指摘は次の通り。
2004年、中国の一次エネルギー自給率は94%に達し、対外依存度はわずか6%だった。原油輸入量は世界原油取引の6~7%を占めるに過ぎない。石炭は8000万トンを輸出しており、コークス輸出量は世界取引量の56%を占める。世界は原油価格の高騰やエネルギー不足を、中国のエネルギー消費量増加のせいにすべきではない。
事実、エネルギー問題は全世界的問題だ。特に経済グローバル化以降、中国を含め、いかなる国も自国を閉鎖することは不可能になった。中国は主に国内に軸足を置いてエネルギー問題を解決するが、国際協力をしないという意味ではない。
現在、中国のエネルギー対外依存度は6%に過ぎない。つまり6%は海外から輸入する必要があるということだ。この6%がある方がいいのか、ない方がいいのか。国際貿易の主張者なら、ある方がないよりいいと考えるはずだ。こうした事を言う国々も大量にエネルギーを輸入している。われわれが適度に国外市場に進出し協力することは、完全に正常な商業活動だ。
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