報道の自由が無くて、記者が10年牢屋に入れられる中国 | 日本のお姉さん

報道の自由が無くて、記者が10年牢屋に入れられる中国

地味なニュースから中国共産党の恐さを知れ!


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ヤフー、中国当局に協力 記者への捜査で情報提供

 【香港8日共同】国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部パリ)は8日までに、香港にある米インターネット検索大手ヤフーの系列会社が、中国紙記者に対する当局の捜査に協力、記者が利用した「IPアドレス」などの情報を提供していたと発表した。
 IPアドレスはパソコンの住所に当たり、発信元の特定が可能。当局への情報提供は合法とみられるが、同組織は「道義にもとる行為だ」などと批判した。
 記者は湖南省の地元紙、当代商報の師濤氏(37)で、中国政府の内部文書を国外の民主活動家らにメールで送信したとして4月、国家機密漏えい罪で禁固10年の判決を受けた。文書は天安門事件から15年の昨年6月4日を前に、各メディアに安定や団結を求める内容だったという。

(共同通信) - 9月8日18時47分更新

<ヤフー香港>記者情報を当局に提供、国境なき記者団が非難

 【香港・成沢健一】8日付の香港各紙によると、ジャーナリスト保護などに取り組む「国境なき記者団」(本部・パリ)はインターネット検索サイト「ヤフー香港」が国家機密漏えいで逮捕された中国紙記者の情報を中国公安当局に提供していたと非難する声明を出した。
 報道によると、逮捕されたのは湖南省の日刊紙「当代商報」の師涛記者(37)。中国当局が昨年6月の天安門事件から15年に際し、国内メディアに慎重な報道を指示した文書について海外のウェブサイトで明らかにした。師記者は、国家機密を漏らしたとして同11月に逮捕され、今年4月に懲役10年の判決を受けた。
 中国の作家団体が入手した判決文から、ヤフー香港が師記者が利用した無料のメールアドレスや発信時間などに関する情報を公安当局に提供し、人物の特定につながったことが判明したという。
 ヤフー側は「現地の法律や慣習に基づき対応している」と説明。これに対し、「国境なき記者団」は「法律よりも道徳的な判断をすべきだ。中国市場に進出するためにここまでやるのか」と批判している。

(毎日新聞) - 9月9日13時5分更新