中国の回族自治県は、銃器の製造が得意。 | 日本のお姉さん

中国の回族自治県は、銃器の製造が得意。

中国貧困地帯で銃密造 大都市流入に歯止めなし

 【北京8日共同】中国青海省の貧困地帯で密造された大量の銃が、沿岸部の大都市に流出している。週刊紙「国際先駆導報」によると、公安当局は1996年以来、約80カ所の密造拠点を捜査したほか、約390人を逮捕、約1300丁の銃を押収したが、密造・密売で生計を立てようとする住民は後を絶たず、歯止めはかかっていない。
 銃の密造地は急峻(きゅうしゅん)な山々に囲まれた人口24万人の同省化隆回族自治県。「中国屈指の銃密造地帯」(当局者)で、銃の性能が優れていることから、同地産の銃は「化隆」と呼ばれ“ブランド化”しているという。
 密造銃のモデルは、1960年代に中国で製造が始まった「64式」と呼ばれる口径7・62ミリの短銃。週刊誌「新民週刊」によると、もともと同地には狩猟用に銃が製造されていた歴史があるが、近年の急速な経済成長に伴い「得意先」は大都市の暴力団組織などに移った。
(共同通信) - 9月8日16時42分更新