子供の頃から西安という言葉には弱い
「くもの糸」というおかしな小説を読んだ時、
始めに西安の門に主人公が立っていたという文章が出てくる。
その時、西安に行って見たいと思った。挿絵がまた、いい感じで
惹きつけられた。
日本人の中国観は、かなり中国に対して好意的だ。
昔の中国を「四千年の歴史の国」と称してあこがれてさえいる。
中国人の日本観は、「南京大虐殺と電化製品」だ。
全国に配置された、戦争記念館の醜いマネキンと残酷写真の展示で、
中国人は過去を決して忘れることをしない。
忘れるどころか、実際の歴史とは別の新たな記憶を創り出している。
10万人か、多くて15万人しかいなかった
南京で40万人の日本人による虐殺があったと、
過大な話を作り上げて、日本を憎む世代を新たに作り上げている。
マネキンは、小学生が見たらトラウマになりそうな、
残虐なものである。
創作も入っているではないか!
大人でも見るに耐えないエグいシロモノなのだ。
日本語を使わず、中国人のフリでもしないかぎり、戦争記念館は歩けない。
中国人が、南京が攻められるきっかけとなった、日本人がひと村、惨殺された
事件があるが、それは全く中国人にはしらされない。
日本もこれぐらい、中国や、朝鮮や、ロシアやアメリカが日本にしたことを
展示する戦争記念館をあちこちに作ってはどうか?
歴史に添って日本がしたことも、その中に入れよう。
戦後、日本人は臭いものにフタをしてしまい、自分たちがしたこと、していないことも
分からなくなっている。だから、中国の戦争記念館に行くと、誇張されすぎの
残虐なマネキン劇もそのまま「そうだったのか。」と信じ込んでしまう。
実際にはどの程度の事件だったのか、正確に教えられていないのは確かだ。
だから、中国が望む自虐的な教科書ではなく、正確な歴史の教科書を
日本政府が単独で用意して、子供たちに学ばせてはどうだろうか?
過去を忘れてはいけない。過去から学ぶことがあるのだ。
同じ失敗を犯してはならない。外交がへただったから、戦争に
追い込まれるハメに陥った部分もあるのだと思う。
日本はいまだに外交がヘタである。戦争が始まる前より、もっと
ヘタになっている。日本人はお人良しばかりで、外国の外交に翻弄されている。
外交は汚い心でなければ、上手くいかないもんなんだよ。
お人良し外交で大丈夫な時期は過ぎた。アメリカは、世界の中心から軸が
ずれかかっているのが日本人には見えないのか?
アメリカに頼っている限り、日本は外交ができない。
日本は自立した国の体をなしていないのだ。
日本は一つの人格を持った人間のように、自国の益をしっかり考えて世界と外交し、
中国とも対峙しなければならない。
いろいろな駆け引きを使って、外国と力の均等をはかり、平和を獲得しなければならない。
アメリカまかせの平和など、信用できない。現にアメリカがいろいろ忙しくなってきたら、
中国や韓国が、急に日本に強気で出てきたではないか。
日本が自分の力で、本当の日中友好関係を築く時期がきている。
日本が強気で意見を出さなば、中国は自分のわがままを通すために、日本の出方を
読んで、次々に日本を侵略してくるからだ。
中国だって日本と戦争はしたくはないだろう。今の経済を推進させるためには、
平和であることは、第一条件ではないか?
昔の礼節ある中国人は今はいないと思え。昔の伝統を受け継ぐ知識人や芸術家は、
文革の時にほぼ全員死んでいる。今生きているのは、共産国の中国人だ。
日本人は、昔の中国にあこがれている。中国人の中にも、伝統の継承に目覚めている人も
いるのかもしれな。いたとしても、中国は共産国であって、礼儀よりも、実をとるゲンキンな
人々で満ちている。
せっかく小泉首相が靖国に行かないでいたのに、
「信用できない。」「論説よりも、態度で示せ、」と、言う。
態度で示せという意味は、金を出せという意味なんだろう。
すでに、日本よりも金を持つ国になっているのに、
一部の億万長者らが、自国の貧乏人を助けず、うまい汁を吸っている。
自国の貧乏人の世話を、日本にさせようということだ。
昔の誇り高い中国は消えてしまったのだ。
子供の頃から、西安には行ってみたいと思っているがその夢はまだ、実現していない。
こんなブログを書いているが、実は中国のことは好きなのだ。だからいい国になって
もらいたいが、あまりにも日本に対してずうずうしすぎる今の中国の偉いさんたちには、
怒りを感じてしまうのだよ。
こんなに中国に好き勝手をさせておく日本の偉いさんたちにも怒りを感じて、体調が悪い。
いつか西安に行けるかなあ。公安が付いてきたらどうしよう?
わたしは、ただの頭の悪い日本のOBAHANなんだけどなあ。
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