北朝鮮も日本の選挙結果を見たい | 日本のお姉さん

北朝鮮も日本の選挙結果を見たい

北朝鮮が、5月12日に、会議を延期してきたのは、

9月11日の日本の選挙結果を見て、言うことを変えようと

しているのらしい。小泉首相が落ちて岡田に変わったら

北朝鮮に有利になると思っているらしい。

実は世界中が、これで日本がダメになるか、経済が立て

直されるかの分かれ目だと思って注目しているらしい。


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無党派層に変化? 読者の声

“一票の重み”実感/何かが変わりそう/楽しみ/意義ある選挙
 産経Web上で総選挙への意見を募っている『私も言いたい』のコーナーに読者から毎週、通常の二倍近い千-千七百通のメールが寄せられている。特に、これまで、あまり政治に関心がなかった層や、「風」になびくことが多かった無党派層から、今回の選挙に期待する意見や“一票の重み”を感じるといった声が目立ち、従来とは変化がみえるようだ。主な意見は次の通り。
 ■投票 
 宮城県、男性会社員(42)「無党派の私は二十二年間、投票に行ったことがない。どうせ変わらないという無力感からだ。でも今回の選挙は、私の一票が『微力であるが無力ではない』と示す機会だと感じている」
 群馬県、男性公務員(37)「今までは、選挙に行かなければならないとは思っていても、何党の誰が、どういうことをしたいのか、はっきりと分からなかった。今回は争点が明確だ」
 千葉県、女性会社員(41)「全く政治に関心なく、二十年間一度も選挙に行ったことない。でも今度は行く。何かが変わりそうだから」
 神奈川県、主婦(38)「投票には行かないんじゃないかな。各党の“マドンナ候補”の議論を聞いていたら、失望が絶望になった…」
 福島県、男性自営業(68)「若年層も無党派層も、今回の選挙は目標がはっきりしているので投票に行くでしょう。これでも投票しない人は無責任だと思う」
 ■関心 
 千葉県、主婦(25)「今回の解散劇で初めて政治に関心が持てた。自分の投票が、政権を左右すると感じた人は増えたと思う」
 大阪府、女性無職(28)「(自民党が)分裂して、だれがどんな考えを持っていたのか、分かってきた。今までは国民に見えにくい政治だった」
 東京都、男性大学生(20)「今回の選挙は、意義あるものになると思う。しっかりと見届けたい」
 青森県、男性会社員(35)「血縁も地盤もない、政策で勝負する選挙が日本で通用するのか、やはり地元の利権が大事なのか、今回ではっきりする。とても楽しみ」
 神奈川県、男性会社員(27)「(今回の選挙は)しょせん、自民党内の権力争いに過ぎず、大きく取り上げるマスコミにも問題がある」
 静岡県、女性会社員(30)「かつてこれほど選挙が楽しみだったことがあっただろうか!という感じです」
 ■基準 
 京都府、男性無職(63)「私は無党派なので、政策で人を選びます。堂々と意見を述べ、信念を貫き通す政治家を支援します」
 東京都、男性会社員(33)「いわゆる無党派ですが、初めて自民党に投票するつもり。小泉改革は百点満点ではありませんが、一歩も前進しないより、よほどまし」
 兵庫県、男性会社員(27)「自民党の相次ぐ有名人候補擁立に失望したので、民主党に投票してもいいと思っている」
 京都府、男性会社員(33)「今回ほど政策選挙を具現した選挙はなかったのではないか。“劇場型選挙”との批判もあるが、有権者の意識は高く投票行動は熟慮の上、行われると思う」
 東京都、男性大学生(22)「選挙権を得てから今回ほど、自らの一票に重さを感じたことはありません。われわれ有権者がすべきことはマニフェストや候補者をよく見極め、国民全体の奉仕者としてふさわしい候補者に一票を投じることです」
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 ≪「自分が次期首相決める」政権選択の意識高まる≫
 「劇場型」と呼ばれる今回の衆院選の特徴は、特定の支持政党を持たない「無党派層」の選挙への関心が強く、選挙戦の行方を従来以上に左右する可能性が高いことだ。
 支持政党のない有権者は日本は米国など諸外国より多い傾向にあり、三割以上を占めている。産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)による世論調査では、前回衆院選前(平成十五年十一月)は34・6%、今年八月の調査でも31・8%を占める。そんな中、全体の88・0%が「投票に行く」と答えており、実際の投票率と投票動向が与野党の勝敗を決する情勢だ。
 成蹊大の増山幹高教授(政治学)は、有権者の多くが投票に意欲を示していることについて「郵政民営化の賛否という単一争点化により、有権者にとって候補者の選択基準が明確になったため」と指摘する。
 小泉純一郎首相が「既得権益打破」の象徴として郵政民営化実現を訴え、反対派前議員の選挙区に次々と対抗馬を擁立して有権者の政治への関心を引き付ける一方、民主党の岡田克也代表も「単独政権樹立」を目標に掲げて一票の重みを無党派層に意識させる効果を上げているためだ。
 増山氏は、「無党派層といわれる有権者が、選挙の質の変化、つまり『自分の一票が次期首相を決めることができる』ということを敏感に感じ取っているのではないか」と分析する。
 一方で、無党派層は、投票日まで投票する候補者や政党を決めない傾向が強く、投票一週間前の世論調査でも把握できないケースも想定され、各党とも対策に頭を悩ませている。(佐々木類)
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 ≪高い関心いいこと≫
 漫画家、弘兼憲史さんの話 政治に関心が薄かった人が、今回はなぜ投票に行こうとしているのかというと、政治の理念とか政策よりも、“落下傘候補”や自民党の仲間割れなど、今までなかった要素が重なって、小泉劇場と呼ばれる「劇場型の選挙」に巻き込まれているのかもしれない。でも何はともあれ、選挙に行こうと思い始めたのはいいことだと思う。今までは自分一人が投票に行かなくても大勢は変わらないという気持ちだったのだろうが、政治や選挙に関心を持ち、中身に触れた人たちが、「こんなことではいけない」「自分も参加したい」という気持ちになっているのだろう。

(産経新聞) - 9月3日2時59分更新