中国と香港の日本人記者の日記
「7階なのにエレベーターが無いんです」。アジアで働く若者が増えているというが、その住宅事情はなかなか深刻なようだ。日本での新卒就職難もあってか、ここ上海でも当地での就職を希望する新卒や第2新卒が急増。初任給数千元で働く若者にとって、安くて条件の良い物件探しは悩みの種なのだという。
地震の恐れが少ない中国の住宅は以前から高層住宅が一般的。以前過ごした香港でもエレベーターがない15階、20階建ての古い住宅はざらだった。「香港サイド、シービューの14階。でも階段」。友人の苦笑いを思い出す。 派手好きの国らしく、密閉されたガラス張りの多い上海の高層ビル。地震でなくとも火災や水害への備えは十分なされているのだろうか。地震国の出身者はふとそう思う。9月1日は防災の日。(J) <全国> |
ケーブルテレビのチャンネルを回していたら、金庸の武侠小説「神雕侠侶」のアニメ版「コンドルヒーロー」が放送されていた。日本語音声、中国語字幕なのでとても見やすい。 これまで「射雕英雄伝」をしっかり消化するため、あえて他の金庸作品は封印していたのだが、「神雕侠侶」は「射雕」の続編に当たる作品なので、見始めるとやはり面白くて引き込まれてしまった。 だが、金庸の作品には愛国主義とか大中華主義とか、ある意味読者の情緒を高揚させるアヘンのような要素が含まれていると感じて、辟易してしまうことがある。作中の「金」とか「蒙古」を「日本」に置き換えてみれば、彼らの民族的遺伝子というか、思考様式がよく分かるような気がする。 これから早起きしてテレビに向かう毎日が続きそうだ。(直) <香港> ↓ |
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上海で就職する日本の若者が増えているらしい。
住む場所を探すのが難しいようだ。
香港で働く日本人は、エレベータ無しの高層ビルに住んでいる人が多い。
テレビアニメは、中華思想を植えつける内容。