乳癌になりやすい人はいる?
遺伝的になりやすい人っていると思う。
悪い油を食べている人もなりやすいと思う。
高齢出産をした人も危ないと言われている。
急にホルモンのバランスが変わる時がよくないのかも。
ピルを使っている人も危ないときく。
ーーーーーーーーーーーーーーー
幼少の時にフライドポテトを食べすぎた女性は乳癌になりやすい
Nurses' Health StudyとNurses' Health Study IIに参加した正看護婦(乳癌
女性582人と乳癌ではない女性1569人)を対象にした調査の結果、3-5歳の時に
フライドポテトを1週間あたり一皿余分に食べていた女性は乳癌に27%なりやす
くなると分かりました。
(5段落, 329文字)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
乳癌遺伝子・BRCA1またはBRCA2に変異を有する女性は18-30歳ときに体重を5キロ
落とそう
乳癌遺伝子・BRCA1またはBRCA2に変異を有する女性1073組を対象にした調査
で、18-30歳の時に10ポンド(およそ4.54kg)以上体重が減った女性は30-49歳
の間に乳癌になるリスクが53%低下するという結果となりました。
(3段落, 357文字)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.リノール酸神話について
「リノール酸は健康に良い」と言われ始めたのは、今から約40
年前です。リノール酸はコレステロールを下げ、冠状動脈疾患(心
臓病)を予防する善玉であると信じられて来ました。
しかし、1986年頃から、むしろ過剰摂取による弊害が警告さ
れ始めました。そして、今では、リノール酸は、摂りすぎによる害
の方が大きいということが明らかになっています。
リノール酸の摂りすぎによる害とは、・・・・
◎体内で、炎症やアレルギーをひどくする
◎癌の発生や転移を促進する
◎善玉コレステロールを減らしてしまう
◎血液成分の1つである血小板を固まりやすくして、血栓が
出来やすくなってしまう
「リノール酸は健康に良いので沢山摂ろう」というのは誤りです。
つまり、私たちの身体の健康にとって「悪いアブラ」とはリノール酸
のことです。
2.アブラ(油脂)の種類
アブラ(油脂)を分類しますと、・・・・・
(1)脂(飽和脂肪酸=ほうわしぼうさん)
豚脂(ラード)・牛脂(ヘット又はタロー)など。
(2)油(不飽和脂肪酸)
(2)-1.リノレン酸(ω3系の多価不飽和脂肪酸)
(2)-2.リノール酸(ω6系の多価不飽和脂肪酸)
(2)-3.オレイン酸(単価不飽和脂肪酸)
以上がアブラ(油脂)の種類です。この分類は、(かたよった摂取、
すなわち摂りすぎた場合に)私たちの身体の健康にとって「良いア
ブラ」か「悪いアブラ」か「中立のアブラ」か、という観点で分類
したものです。
3.では、「良いアブラ」、「中立のアブラ」とは?
上に1に書きました「リノール酸の摂りすぎによる害」を、逆に
抑制してくれるアブラが「良いアブラ」です。そして、そのアブラと
はリノレン酸です。
そして、良くも悪くもない「中立のアブラ」がオレイン酸です。
つまり、・・・・・
(2)-1.リノレン酸が「良いアブラ」
(2)-2.リノール酸が「悪いアブラ」
(2)-3.オレイン酸が「中立のアブラ」
ということです。
4.ただし、ポイントは、上記の3種類の油を摂る量の比率です。
「悪いアブラ」であるリノール酸を摂りすぎると、冒頭の「1」
に書いたような「害」が促進されてしまいます。
日本油脂栄養学会は、リノール酸とリノレン酸との摂取比率を、
2対1にすることが望ましいとしています。
5.実際にスーパーなどで売られているアブラは、・・・・
上に書きました、リノール酸・リノレン酸・オレイン酸というのは、
アブラの成分の名前です。しかし、実際にスーパーなどで売られてい
るのは、コーン油・べにばな油・キャノーラ油・オリーブ油などの、
「何から取ったアブラか」ということから付けた名前で売られてい
ます。そして、これらの油は当然ながら天然のものです。ですから、
その成分は、例えば100%リノール酸ということはあり得なくて、
リノール酸が何%、リノレン酸が何%、オレイン酸が何%というよう
に、各成分が混合した物です。
6.では、それぞれの成分は、市販されている食用油では、どの商品に多く
含まれているのでしょう?
<家庭用食用油の成分表> (100g当たりのg数/但し概数)
オレイン酸 リノール酸 リノレン酸
「中立のアブラ」 「悪いアブラ」 「良いアブラ」
紅花油 10 70 0
コーン油 35 50 2
サフラワー油 15 70 1
ヒマワリ油 25 60 1
大豆油 30 50 5
トウモロコシ油 35 50 2
綿実油 25 45 0
胡麻油 40 40 1
ナタネ油 50 25 10
オリーブ油 80 10 1
7.食用油以外で、「良いアブラ」つまりリノレン酸を多く含む食品は何?
上の表を見ても分かるように、リノレン酸の含有比率の多い油は、
あまりありません。
しかし、植物油以外でリノレン酸を多く含む食品があります。
それは魚です。特にハマチ・マイワシ・サバ・ニシンなどの青魚に
たくさん含まれています。青魚と言いますと、DHAとかEPAと
か呼ばれている成分のことを思い浮かべる方も少なくないと思いま
す。実は、DHA・EPAは、リノレン酸系のアブラなのです。
8.ただし、注意点があります
そもそも、この分野の話は、「発展途上」であって、その細かい
部分については科学的にはっきりし確定(証明)されていない部分も
あります。ですから、・・・・
(1)魚が良いからと言って、肉は一切食べずに魚だけにする
というような極端なことは避ける。
(2)EPA・DHAが不足気味だといって、魚の代わりにサプ
リメントとして摂ることは、あまりお奨め出来ないことか
もしれません。
EPA・DHAのサプリメントは、有効性がない
だけでなく、副作用がある可能性もあるという研
究結果が、狭心症の男性に対しての研究で発表さ
れています。
「歯切れ」の悪い表現をしましたが、科学的には、まだ
良く分かっていないというのが現状です。
(3)特に、乳幼児、小児、妊娠・授乳中の女性の場合は、EP
A・DHAのサプリメントは絶対にお奨めできません。
EPA・DHAのサプリメントは、未熟児の
視覚に悪影響があったという研究があります。
ただ、これらのことも、科学的に間違いないと言い切れる
ほどは、研究が進んではいないのが現状です。
ですから、少なくとも、EPA・DHAをサプリメントとして摂る
ことはやめておいた方が賢明かも知れません。
9.食用油以外で、「悪いアブラ」つまりリノール酸を多く含む食品は何?
では、今度は逆に、リノール酸を多く含む食品は何でしょうか。
それは、スナック菓子・インスタントラーメン・マーガリン・ツナの
缶詰・マヨネーズ・ドレッシング・フライ・ファーストフードなど。
これらの食品には、リノール酸を多く含む油が使われています。その
理由は、安価で日持ちするという理由からです。
もし、貴方の食生活が、・・・・
◎魚は嫌いで肉が好き
◎お野菜は煮物は好きでなく、たっぷりとドレッシングやマヨ
ネーズをかけて食べる
◎ファーストフードやインスタントラーメンが大好き
◎スナック菓子を毎日のように食べる
◎食卓にはお総菜屋さんの揚げ物が良く出る
そんな食生活をしていたとしたら、決して身体に良い食生活とは言え
ません。やはり、食生活は健康の基本でしょう。
では、具体的にはどうすれば良いのでしょう?
A.加熱調理に使う油は、キャノーラ油(菜種油)かオリーブ油を使う。
B.サラダ等の生で食べる油は、荏胡麻(えごま)油か紫蘇(しそ)油を
使う。
C.リノール酸を多量に含むコーン油・大豆油・ひまわり油・べにば
な油は極力とらない。
D.「サラダ油」という名前で売られている物もリノール酸を多量に
含んでいるものがほとんどです。
E.リノール酸を多量に含んでいるマーガリンは止めてバターを使う。
F.肉(特に豚肉と牛肉)は少なくして、出来るだけ魚を食べる。
http://www3.ocn.ne.jp/~kenkodo/m-magazine.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フライドポテトが悪いのではなく、油が悪いのだろうと
お姉さんは思います。
どこかでそう書いてある記事を読みました。
家族に乳癌になった人がいるなら、若い時に5キロやせておくと、
体の中の油が減るので、毒も蓄積されにくいのかな?
乳腺が発達するといわれる健康食品は避けたほうがいいの
ではないかと思う。ホルモン感受性の癌には、医者にサプリメントを
選んでもらう方が安全かもしれない。
コエンザイムQ10とか、タイのプエラリアやくず粉は止めておいた
方がいい人もいると思う。
これはお姉さんのタダの想像なので、あんまり信じないでね。