中国産の食品はヤバイって、香港人も知っている | 日本のお姉さん

中国産の食品はヤバイって、香港人も知っている

ブタもうなぎも食べちゃだめ。

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広東省の食品輸出が急減 [食品]

中国最大の食品輸出を誇る広東省の食品輸出量が、ここ数カ月急激に減少し続けている。次から次に発生する本土産食品の安全問題に、中国産食品を嫌気する傾向が海外市場に広がりつつあるのが背景のようだ。香港の食品卸売業者の中には、中国産食品は「氷河期」に入りつつあるとの声も出始めた。29日付香港経済日報が伝えた。


一連の食品安全問題を受け、中国産食品への警戒を強める国が増えている。先月、四川省でのブタ連鎖球菌による被害発生後、マレーシアは中国産豚肉製品の輸入を禁止。中国産養殖ウナギなど淡水魚から発がん性物質である合成抗菌剤マラカイトグリーンが検出された事件では、シンガポールが中国産ウナギの販売を禁止した。これを受け、広東省当局も自らウナギ製品の輸出を禁止。製品の全面回収を命じていた。

これらの動きは、食品加工・輸出の国内最大の基地として全国の食品輸出の2割を担う広東省の食品輸出に打撃を与えている。広東省外経貿庁が出した2005年6月貿易統計によると、広東省からの豚肉、牛肉、家禽、鶏卵、水産物、野菜、および茶葉の輸出は数量・金額ともに明らかに減少している。なかでも、鶏卵は前年同月比59%減少。エビも前年同月比50%減少した。冷凍鶏肉、豚肉缶詰、豚・牛肉および野菜なども、10~30%減。輸出は今後更に悪化するとみられている。

急成長の影に、不健全な市場構造

政府統計によると、国内食品産業界の2004年総生産高は前年比25%増の1兆6千億人民元(加工が必要な一部農産品を除く)だった。しかし、その急速な発展の裏には不健全な市場構造が垣間見える。国内の食品業者は300万社にものぼるが、国家質監部門がいくつかの食品分野にわたり以前行った調査によると、その80%が工場従業員数10人以下の零細企業。これら企業は往々にして製造技術が低く、資金的制約から衛生・品質管理にしわ寄せがきている。中には道徳意識に欠ける経営者もおり、コスト削減のために有毒な添加物を使用するケースもあるという。

現在、本土では様々な食品安全管理部門が連立しており、質検部門、工商部門、食品薬品監督部門および各業界団体が食品安全に関する監督業務を行っている。それにも関わらず問題が解決されていないのは、対象企業が多過ぎるためという説や、制度自体に問題があるという見方もある。ハード面の発展に、管轄制度の整備といったソフト面での進展が追いつかないという、中国経済発展の断面が反映されているとの声も出ている。<香港>

8月30日のみ有効

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