国連の成果文書の最終案策定のアジア代表に日本と韓国が選ばれた
国連の常任理事国に入れてくれないけど、
文書の案の策定には仲間に入れてくれたぞ。
なにかいいことがあるかな?
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中核グループ設置 国連改革文書案
最終策定へ30カ国で構成
【ニューヨーク=長戸雅子】国連総会のピン議長は二十六日、全加盟国の代表を集めた会合を開き、九月十四-十六日に行われる首脳会合で採択を目指す成果文書の最終案策定に向けた中核グループを設置し、週明けの二十九日から活動を始めることで各国と合意した。
グループを構成するのは常任理事国五カ国のほか、欧州連合(EU)など地域グループの代表の三十カ国余り。アジアからは日本、韓国などが選出された。
ピン議長は記者団に「九月六日ごろには(成果文書の)最終案を完成したい」との意向を示したが、開発や核軍縮問題などで米国が議長案に五百カ所以上の修正を要求していたことが明らかになり、首脳会合前に成果文書の最終案が完成するかどうか危ぶまれている。
イタリアのスパタフォラ国連大使は「残された時間がないのが問題。一週間で六つの大きなテーマを扱うのは難しい」と交渉の難航を予測し、米国の提案には「内容について議論をまだ始めていない」と言及を避けた。
焦点である安全保障理事会の改革をめぐる問題についても常任・非常任理事国双方の拡大を主張する日本とインド、これに反対する韓国、パキスタンが中核グループに選ばれており、日本の大島賢三国連大使は「地域グループの関心を反映しながら交渉を進めていくことになり、相当複雑な交渉になる」と述べた。
(産経新聞) - 8月27日15時8分更新