地味な努力で狂犬病を防ごう!
鳥インフルエンザが日本に入って、広がったら、
病気にかかったペットの鳥はどうなる?
どんなに可愛がっているセキセイインコでも、
オウムでも、動物園の極楽鳥でも、、
鳥インフルエンザが広まった地域にいる
鳥なら、殺されてしまうんだろうか?
しばらく隔離されて、それ以上病気が広がらないなら
生かしておいてくれるのだろうか?
鳥をペットにしている人には、鳥インフルエンザは
人事ではない。
もちろん養鶏場の人には、死活問題だろう。
鳥インフルエンザの抗体ができていたら、おしまいだ。
どうやって防げばいいのだろう?渡り鳥に、
来るなとも言えないし、、、。
韓国や中国やロシアで、鳥インフルエンザが流行らない事を
祈るしかない。
じゃあ、日本にどこかの国のこうもりが輸入されて、
そのこうもりが狂犬病だったとしたら?
こうもりが犬を噛んで、犬が狂犬病になったとしたら?
牛や馬やきつねが狂犬病になったら?
狂犬病が流行った地域の犬の持ち主はパニックになって、
まだ病気になっていない
犬でも、処分しようとするのではないのか?
特に子供を持つ家では、泣きながらでも犬を保健所で
処分するんじゃないだろうか?
そうなったら、狂犬病が流行った地域の保健所はパンクする。
保健所に持って殺すのが忍びない人は、車に犬を積んで、
山に捨てに行くのではないか?
アジアの他の国々では、今でも毎年何人もの人が、
狂犬病で命を落としている。
狂犬病の犬に噛まれたら、なるべく早く暴露後予防の
ワクチンを打たなければならない。
狂犬病は、発病したら、絶対死ぬ。犬に噛まれて7年後に
狂犬病になった人がいる。潜伏期間も人によってまちまちだ。
最初は不安感があって、そわそわ落ち着かなくなる。
そのうち水が飲めなくなって、
よだれがだらだら出て
人が変わったように凶暴になるそうだ。
それから死んでいく恐い病気なのだ。
日本では狂犬病は撲滅された。
でも、今は簡単に動物を輸入できる時代なので、いつ外から
狂犬病が日本に入ってくるか、わからない。
それで、今でも犬の持ち主は登録をして、
狂犬病の予防注射を受けさせる義務がある。
小学校などで、予防注射を犬に受けさせるんだ。
でも登録していない犬には予防注射の案内は来ない。
狂犬病の予防注射を受けていない犬が、日本にはたくさんいる。
届けていない犬の問題をどうするか?
ある市では、動物病院の先生が、犬の持ち主に予防注射を
勧めて注射を受けさせ、病院で首輪に鑑札を付けてもらえる
ようにしている。日本中で、予防注射を実行して欲しい。
動物病院で鑑札がもらえるシステムは、犬の持ち主に
とっても便利である。小学校に犬を連れて行く時間がない人でも、
土、日曜日なら動物病院に行くことができる。
狂犬病を日本に入れないためには、動物を密輸入しないこと、
犬の飼い主が予防注射をきちんとすること。
この二つが重要なのだ。
インドネシアでは、密輸入された動物から、狂犬病が流行った
島があるのだ。日本だって、その危険性はある。
鳥インフルエンザは防げないのかもしれないが、
狂犬病は、みんなの努力で防げるのだ。
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地味な記事なのに読んでくださってありがとうございました。