なぜ騒音を出す人がいるのか | 日本のお姉さん

なぜ騒音を出す人がいるのか

騒音による嫌がらせで、近所の住民に迷惑を

かける人がいる。

一応、騒ぐ理由というものがある。

ふとんを叩きながら「引っ越し、引っ越し!!」と

叫ぶ人の方は、隣の人に先に酷い目に

あわされたと思っている。

壁をフライパンで叩いて騒音を出す人の方は、

隣の家からタバコの煙が流れて、臭いからだと

言う。壁に落書きをされたり、ご主人が病気で

苦しんでいるときに隣の家の建築が始まり、

その騒音に悩まされたのだという。

どちらの主婦も、現在ひとりで生活している。

愛するものを亡くした後、隣の家を攻撃しだした

のだそうだ。

フランスでは、群れから外れたイルカが、湾に

住み着いて船に体当たりしたり、ダイバーが

岸に着くのをじゃましたりして、おかしな行動を

起こしている。

フランス人は優しいので、そのイルカは名前まで

つけてもらって、殺されもせず、その湾を泳がせ

てもらっている。

群れから離れた動物は、孤独から逃れる方法

として、他の生き物に当たるのではないか?

人間も同じだと思う。騒音を出す人には、セラピー

が必要なんだろう。

警察が出てくる前に、地域のまとめ役が騒音を

出す人にセラピストを送るなりして、彼女たちの

精神のケアをするべきなのではないだろうか。

病気になっている主婦に普通の事を要求しても、

あまり意味が無いのではないか?

病気と呼ぶ段階までいっていなくても、おかしな

行動をする人があれば、ストレスをため込んで

苦しんでいる人であることには間違いない。

本当にタバコの煙が臭くて怒っているのなら、隣の

家の人がタバコを吸うときは窓を閉めて空気清浄機

の前で吸うなど、努力してみることもできるのでは

ないか。住民間の争い事を、間に立って仲裁できる

人がいないのが今の日本の問題なのだろう。

警察がその役割をさせられている。

市役所には、地域の問題を話し合いでかたづける

役目を受け持つ人がいないのだろうか。