戦争に負けても、得たものは大きい。 | 日本のお姉さん

戦争に負けても、得たものは大きい。

ある有名なアルジェリアの作家は、今のアルジェリアには

一部の偏狭なイスラムの指導者たちによって、言論の

自由が犯されていると言っている。


やっぱりイスラムの国は、独立したら全部、イスラム原理主義に

なっちゃうらしい。フランスからは自由になったが、

宗教ではガチガチに縛られ、言論の自由は無くなるようだ。


アルジェリアの女性の地位はどうなっているんだろう。

自由が欲しければ、難民になって、外国で住むしかないようだ。

日本はアメリカに負けたおかげで、自由があって幸せだ。


友達のお母さんによれば、日本はアメリカに負けたから、

女性にとってはすごくいい国になっているそうだ。

昔は、女性の地位はかなり低かったらしい。

わたしの友達のイスラムの国では、女性は男性と一緒に

ご飯を食べられない。男性が肉を食べた残りものを

別の部屋で食べる。

普通はほとんど、肉は残っていない。女性は、腸ばかり食べている。


九州では、男性が集まって何かする時、女性は別の部屋で

食事をする。別に何とも思わず、当たり前のようにしている。

だから、イスラムの国では、女性は身分が低くてそれで当たり前に

なっているんだろう。女性が性的な罪を犯したり、家族のじゃまに

なれば、処分されたり、家畜並みに殴られたりしているんだろう。

誰も、そのことについて気にしないし、世界の人も知らない。


わたしは日本に生まれてよかったと思う。

中国やロシアに負けたんじゃなくて、アメリカに負けて、良かったと

思う。アメリカは戦争で負けるとしたら一番、負けて日本に益がある

国だと思う。アメリカが、日本をまるごと面倒をみてくれたので、

今日の日本があるのは間違いない。

おかげで、日本は中国やロシアに負けたという気がしない。

戦争に負けたけれど、すごくいい物をアメリカにもらったような

気がする。戦争が負けた当時は、厳しく規制されたようだが、

今の日本に言論の自由があるって、すばらしい事だ。

アメリカをいたずらに憎む友人もいるが、アメリカに負けて

日本は得をしたことがいっぱいあるのではないか。

それは、忘れてはならない。


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『アンテリジャン』より

アルジェリアの作家、ジャマル・エッディヌ・ベンシェイク氏死去

アラブの遺産、アルジェリアの作家ジャマル・エッディヌ・ベンシェイク氏(75)
が、癌のため月曜日、トゥール(フランス)で死去した。

ベンシェイク氏は、フランスで文学を教えていた。特に『千夜一夜物語』の翻訳で
知られている。1250ページの改訂版がガリマールから出たばかりだ。

1930年、カサブランカで生まれたベンシェイク氏は、ソルボンヌで中世アラブ文学
を教えていた。また、アラブとモロッコ文学のフランス語の辞書を編纂した。

アルジェリアが独立して数年後、ベンシェイク氏は自らフランスに亡命し、ウア
リ・ブメディエンヌ政権(1965-1978)から受けた自由の束縛を批判した。

2001年の『政治文学集』でベンシェイク氏は、イスラミストに反対する姿勢をと
り、特に、この“一握り”が、イスラムの名においてイスラム教徒と西欧の対立を
深めると告発した。