ユノカルがダメならウッドサイドで、中国は海洋石油の採掘技術を得るか!? | 日本のお姉さん

ユノカルがダメならウッドサイドで、中国は海洋石油の採掘技術を得るか!?

アメリカ政府は、中国の米石油大手ユノカル社の買収を許さなかった。

ユノカルは海洋石油の発掘が得意な会社だ。

中国が海洋石油の発掘技術を向上させると、日本の領海で

石油を吸われるから、まずい。

オーストラリアのウッドサイドも中国に買収されるかもしれない。

日本政府はオーストラリアに「中国に売らないでくれ。」と、日本の事情を

話してお願いするべきだ。

ウッドサイドはモーリタリアに、海洋油田を開発中だ。

絶対、この会社が中国の物になってはいけないんだ。

日本政府は、動いているのか!?

わたしだけ、ドキドキしているのか!?

日本にも関係あることなんだよ?


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中国海洋石油公司(CNOOC)が2日、米石油大手ユノカルの買収を断念したことで、投資の矛先が豪石油大手ウッドサイド・ペトロリアムに向かうとの憶測が再浮上している。一斉にこの話題を報じた4日付地元各紙の中で、オーストラリアン(AUS)紙は中国通として知られる野党労働党ラッド影の外相の発言を引用し、中国海洋石油のウッドサイド買収には障害があるとの見方を示した。

中国海洋石油によるユノカル買収断念の発表を受け、3日のウッドサイド株価は一時1株31.31豪ドルまで上昇。ただしウッドサイド側の「憶測にはコメントできない」というかたくなな姿勢に投資家の熱も冷め、終値は前日比65セント安の同30.50豪ドルに低下。翌4日も同30.24豪ドルと続落した。

中国海洋石油の決定の背景には、米議会がユノカル買収を阻む法案を可決したことがある。同社は声明で「提示していた買収額185億米ドルは、(競合相手の米)シェブロンの買収案を大きく上回るものだった」と主張。だが米議会が買収を阻止する法案によって「自社株主に最大の利益を与えられなくなった」と悔しさをにじませた。

AUS紙は、中国海洋石油の買収資金の行く先がウッドサイドしかないとの憶測があると指摘。その上で、2001年にコステロ財務相が英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルのウッドサイド買収を「国益に反する」として却下した時と、どのくらい状況が異なるのかと疑問を呈した。

同紙はさらに、外交官として北京駐在経験のあるラッド影の外相の意見を紹介した。

同相は3日にパースで行われたビジネス会合で、中国海洋石油を中国企業だからといって排除すべきではないと述べつつも、国営企業である同社と中国政府との関係性を指摘。豪州の優良資源プロジェクトが中国政府の戦略により動かされることは容認できないと述べたという。

現行の規制法によると、ウッドサイドの株式15%以上を外国資本が取得する場合、外資審議会(FIRB)の承認が必要となる。

■西アフリカ油田、革命の影響なし

一方、ウッドサイドは、今月3日に西アフリカ・モーリタニアで起きた軍のクーデターについて、「今のところ油田の開発に影響ない」と説明している。4日付地元各紙(電子版)が伝えた。

モーリタニアの首都ヌアクショットでは、3日に軍が国営放送局などを占拠し、今後2年間の統治を宣言したと報道されている。イスラム教国であるモーリタニアでは、タヤ大統領の親米路線に反発が広がっていたという。同大統領はその日、ファハド・サウジアラビア前国王の葬儀に出席していて不在だった。

ウッドサイドは、ヌアクショットの西約90キロの沖合でチングエッティ(Chinguetti)油田を開発中で、来年3月に生産を開始する予定。

同油田の可採埋蔵量は1億2,500万バレル。権益比率は、ウッドサイド47.384%、ハードマン19.008%、BGグループ10.234%、プレミア8.123%、ロック・オイル3.250%、モーリタニア政府12.000%。

ウッドサイドはまた、同じくモーリタニア沖で、埋蔵量10億バレルといわれるティオフ油田を発見している。
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中国海洋石油、ウッドサイド買収を否定

2005・8・12