外国で日本人がテロに遭う確率 | 日本のお姉さん

外国で日本人がテロに遭う確率

日本人もテロに遭うかもしれないって、フランスの専門家が言うけど、恐れを感じずに、普段通り動くっていう意味じゃ、日本人はすごい。この間の、反日で荒れる中国にだって、中国旅行を取りやめた人は半分しかなかった。一応、タイは危険だと、警告してくれているので、タイに行く人は遺書を書いて、部屋を掃除して、いってらっしゃい。

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<ロンドン同時テロ>「日本も危険」仏犯罪学者が警告

 【パリ福島良典】フランスの犯罪学者でテロ問題・組織犯罪に詳しいアラン・ボーエル氏(43)は23日までに毎日新聞と会見し、ロンドン同時爆破テロの実行グループらが標的選別にあたり「イラク戦争の(対米)連合国かどうかで選んでいる」と述べ、「戦争で取った立場によって、日本はテロに狙われる危険がある」と警告した。
 ボーエル氏は米軍占領下、治安悪化の続くイラクが「過激なイスラム主義の加速装置」になっていると指摘。ウサマ・ビンラディン容疑者の国際テロ組織「アルカイダ」の狙いは「状況を不安定にさせ、米軍をアフガニスタン、イラク、サウジアラビアからドミノ現象的に撤退させることだ」と分析する。
 ロンドン同時爆破テロで犯行声明を出したアルカイダ系組織の「アブハフス・アルマスリ旅団」を名乗るグループは16日付でイスラム系ウェブサイト上に、欧州のイラク派兵国に対して「1カ月以内の撤退」を要求する最後通告を掲載。デンマーク、オランダ、英国、イタリアを名指しして「血みどろの戦争」を予告している。
 ボーエル氏は日本について(1)国内にイスラム教徒との問題を抱えていない(2)イスラム系移民の数が少ない――としながらも、「日本でのテロ、または日本人に対するテロという考えには現実味がある」と指摘。02年のバリ島爆弾テロの例を引き、「日本人旅行者の多いタイのような所での危険が大きい」と述べた。

(毎日新聞) - 7月23日18時51分更新