フェイ・ウォンが再婚 | 日本のお姉さん

フェイ・ウォンが再婚

「恋する惑星」という映画で、警官に恋するホットドッグ屋のお姉ちゃんの役を

したフェイ・ウォンは、とってもキュートな北京の人。

バックに流れる「カルフォルニアドリーム」は、映画の中で耳につくほど繰り返される

音楽。その曲を聴いている内に、どっぷりその世界に入ってしまう。

香港のしっけと暑さと臭いを肌に感じられるような映像だった。

ある意味香港らしさが出ていて、すばらしかった。

フェイ・ウォンが、かわいくて、忘れられない映画になった。警官の落とした鍵で、

部屋に入り込み、掃除をしちゃう、ちょっとストーカーっぽい女の子の役をしていた。

この人がまた、美しい声の持ち主で、聴いているとマイナスイオン

ぐらいの効果があるんだ。爽やかな気分になれるんだ。

彼女は始め、香港に住んでいたけど、北京に戻って結婚して、

その後、離婚した。

北京語の方が音がきれいだから、北京語で歌いたかったと、

CDの説明書に彼女のコメントが載っていた。

その後、若い男の人と付き合ってたけど、その人とうまくいったらしい。

フェイ・ウォンは、日本のドラマに出たこともある。

日本に残るために勝手に日本の男性との偽装結婚をしてしまう女の人の役だった。

いつまでも若くてびっくりした。中国でたくさんCDやカセットテープを出していて、

どの曲もちょっと中国っぽくて、なかなか良かった。

中国の歌手が、中国の昔の民謡っぽい曲を歌うと、すごくかわいい。

テレサ・テンも民謡を歌っていたが、なんとも言えずエキゾチックで、すばらしかった。

フェイ・ウォンも、そんなエキゾチズムがある声なんだと思う。

二人の声質は違うので、比べることは出来ないが、中国っぽい、もの悲しい曲を

歌わせると、どちらもゾクゾクするほど魅力的な声で歌う歌姫だってことは

間違いない。

テレサ・テンは香港で、天安門広場に集まった民主化を願う学生達のデモを

応援する歌を歌った。民族の心を掻き立てるいい歌詞の曲だったそうだ。

その後、天安門で戦車に潰されて死んだ学生がでたので、

その事を自分のせいかもしれないと、すごく気にしていたそうだ。

鬱(うつ)病になって、台湾の自宅に引きこもっていたが、

喘息で死んでしまった。自殺したのかもしれないと言われている。

でも、喘息で死ぬ人はいるので、本当のところはどうなのか、謎だ。

友達のお母さんの友達も喘息で救急車を呼んだが、間に合わず、救急車が家に

行った時は、門の前で倒れてこときれていたそうだ。

喘息患者は、息苦しさに慣れてしまって、我慢してしまい、救急車を呼ぶのが

遅れがちになって、死ぬケースが多いそうだ。

今では喘息は、普段から、ステロイドの粉末を吸って、炎症を抑え、ちょっとぐらいの

刺激で喉の粘膜が腫れないよう、予防していく方法が主流だ。

テレサ・テンは何もしていなかったので、死にたかったのかもしれない。

フェイ・ウォンはテレサ・テンを尊敬していると言っていた。

テレサ・テンは天才だが、フェイ・ウォンも彼女にせまる歌手だと思う。

どこかの大きな会場で、フェイ・ウォンが、漢詩に曲をつけたような曲を歌っていた。

曲は短いのに、他の誰よりも印象深く心に残った。中国の漢詩も、昔の人は

曲を付けて歌ったのだろうか?漢詩は読むだけでも韻を踏んで歌っているみたいに

聞こえる。

フェイ・ウォンの漢詩の曲は、とても美しかった。

会場に浪々と響く彼女の声は、神秘の力をまとってたゆたい、人の心に入り込んで

支配した。聴くものはみな、彼女の前に静かにひれ伏すかのように見えたのだった。
わたしはまるで、自分の妹がついにある国の女王になって、人々を従えているのを

見たかのように、なんだか誇らしい気持ちになった。


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 長い間、「ゴールイン間近」と噂されてきた中国人歌手の王菲(フェイ・ウォン)と俳優の李亜鵬(リー・ヤーポン)がついに結婚か。中国新聞社など複数の中国メディアは、2人が7月29日午後、北京市内のおしゃれスポットとして知られる后海エリアにあるレストランに親戚や親しい友人らを招き、極秘披露宴を行ったと報じた。

 各メディアによれば、リー・ヤーポンのマネージャーを務める李亜偉氏は、「フェイ・ウォンとリー・ヤーポンが28日に新疆ウイグル自治区のウルムチ市民政局に婚姻手続きをするために訪れた」という報道の事実を認めているという。

 報道は、「フェイ・ウォンと前夫の竇唯(ドウ・ウェイ)との間に生まれた娘も、すでにリー・ヤーポンのことを『パパ』と呼ぶようになり、リー・ヤーポンを感動させた」というエピソードにも触れている。(編集担当:恩田有紀)

(サーチナ・中国情報局) - 8月1日13時57分更新