ウソをつくのがお好き?
歴史を勉強していない人が、論文を書くと、内容がウソになってしまう。
または、故意に、自分に都合の悪いことはぼかして、ちょっと事実を改ざんすると、
いい感じのウソの論文が出来上がる。
そして、そういう事が事実としてまかりとおっていく。
勉強しないで、鵜呑みにするタイプ、自分で考えない人々は、
どんどん洗脳されていく。
事実は一つしかない。
ただし、戦争に関する記事は、占領国から見た見方や、被占領国から見た見方など、
どんな書き方でも出来る。
たとえば、昔、日本が朝鮮に派兵した直接の理由となった事件がある。
朝鮮人が、日本の政治家を暗殺した事件だ。その日本人はお札にも図柄が出たことがある。
その日本人はなるべく、朝鮮の自治を認めつつ朝鮮をまとめようと、努力していた。
立派な人だった。
だが朝鮮人にすると、日本は占領国。暗殺者は英雄。
日本人にすれば、せっかく泥沼のような混乱の地を、中国から分離させ、
まとめあげて、日本のような良い国にしようとしていたのに、(当時の日本はそう思っていた。)
朝鮮のテロリストに大事な政治家を殺されてしまった。と、言う事になる。
朝鮮は中国に貢物を捧げている国だった。
朝鮮の偉いさんのお召し物にも竜の図柄が二つしかなかった。
中国は竜の図柄の数で、相手の位を決めていたのだ。
しかし日本が入って、中国から切り離された。
その時の独立の記念碑が、中国のお偉いさんが朝鮮に入る時に
使った門の跡に立っている。
戦争に関しての記事は、占領国、被占領国、どちらの立場にも立たず、淡々と
歴史の事実を述べなければ、公正な歴史書ではなくなる。
歴史書はいくらでも作れるが、事実は一つしかない。
日本は戦争に負けた。
戦争を止めるつもりだと、ロシアに言って、止めるときの仲介役になってくれと頼んでいた。
ロシアは日本が戦争を止めるのを知っていた。
ロシアは外国と、日本を分捕(ぶんど)り物を分けるように、分けっこする約束をしていた。
ところがルーズベルトというその時にいた人が急に死んでしまったので、ロシアは焦った。
千島列島と北海道を半分もらう約束が、パーになりそうじゃん!!
トルーマンに、打診すると、ロシアに千島列島と北海道はやれないと、言った。
そこで、日ソ中立条約という、
ロシアは日本に攻めて土地を横取りしませんという約束を、日本とかわしていた
にもかかわらず、しかも、日本はアメリカとの戦争に負けて終戦となるのがわかっていたのに、
8月9日、ばたばたと、ロシアは日本に宣戦布告し満州に進入した。
満州や朝鮮で、日本人を殺したり、日本女性たちを犯したりした。
アパートに押し入り、子供の目の前で母親を犯した。
一人だけではない。子供の目の前で次々に輪姦した。子供は息を殺して
隠れていた。隠れていなければ、女の子ならやられた。子供だって殺された。
満州や朝鮮で、終戦前に帰国できなかった女性は皆やられた。頭をボウズにして、男に
化けて逃げた人もいた。見つかればやられた。戦争とは、そんなものだ。
ロシア兵は、次々に、日本人を殺し、女や女の子は犯し、時計や金目の物を奪い、両腕に時計を
たくさん巻き付けて喜んでいたそうだ。
これは、実際にそれらを目で見てきた92歳のおじいさんに聞いた話だ。
時計の使い方も分からず、ネジを巻かないのでいずれ止まる。止まると「壊れた!」と言って
捨てるのだ。日本人の目には、けだものに見えたそうだ。その後、たくさんの日本兵が、
満州で縛られ、シベリアに送られた。ロシア兵から逃げることができた人も、大変な
苦労をして朝鮮にくだり、朝鮮から船に乗って日本まで戻ったそうだが、
船の上でも、たくさんの人が死んだ。
たくさんの人が船を待っている間にも死んでいった。どの人も、
日本を向いて死んでいたのが哀れだったそうだ。
中国で中国人に襲われて裸にされ、股間に棒を何本も刺されて死んだ日本人女性たちもいた。
これは写真にも残っている。ひとりではない。たくさんの女性が裸にされて転がっている写真だ。
赤ちゃんや子供が奪われ殺された。山のようになって、赤ちゃんの死体がころがっている写真がある。
このことは、日本人はあまり知らされていない。
朝鮮でも、日本に帰る船を待って、なけなしの米で雑炊を炊いていたら、朝鮮人たちに
砂を入れらていじめられた。戦争に負けたらそうなるのだ。
日本人が連れて帰れなかった赤ちゃんを、育ててくれた中国人がいたことは、特別なことなのだ。
以前テレビで日本の俳優が、満州をたずねて、自分が以前住んでいた部屋を探すという番組があり、
スタッフが探し出してきた部屋に入ったら、その人は泣いてしまった。
「ここにぼくがいて、あそこからロシア兵が入ってきたんです。母が、ここに隠れるようにいったんです。」
そういって、泣いていた。いい思い出ではなかったのだ。
懐かしさの余り泣き出したのではなく、辛くて泣いていたのだ。
ロシアは8月16日、千島列島を奪うため、列島の端までやってきた。そこには、ひとにぎりの日本軍が、
島を守っていた。少しの戦車と弾丸で日本兵は、ロシアとよく戦ったのだそうだ。
そして、人数が少なかったので、ほぼ全員戦死した。残った日本兵はシベリアに連れて行かれ、
極寒の地で奴隷となった。鉄道を作り終わるまで、ロシアは日本兵を返してくれなかった。
シベリアでロシアに奴隷化され、その地で死んだ日本人の数は、
広島で原爆を落とされて死んだ日本人と同じ数である。
千島列島で手まどったので、ロシアは北海道まで占領したかったのだが、
アメリカ軍が北海道に入ってきたため、カラフトと千島列島しか占領できなかった。
千島列島の端で、死んだ人々の努力は無駄にはならなかった。
アメリカもすばやく動いた方だろうが、日本はカラフト半分と、千島列島の全てを
失った。盗られたのは大きな四島だけではなかったのだ。
北海道が日本に残った。これは、大変なことなのだ。
友人から聞いた話だが、アメリカはロシアに、日本兵を連れて行くかわりに、
北海道は占領するなと言って、そこまでで我慢してもらったそうである。
それが本当なら、北海道は日本兵の犠牲によって、日本の領土として、
残ったということである。
では、以上の歴史の事実を踏まえて、駐日ロシア公使の論文を読んでみて欲しい。
そして、ロシア人は、信用できるか、できないかということを、自分で考えて欲しい。
この間の、中国とロシアの合同の戦争の演習は、日本に近い中国の海岸でやるはずだったが、
ロシアは、ロシア国内の練習場でやろうと、中国に提案したそうだ。ちょっとは気を配ってくれたのか?
次回の合同演習は、日本からちょっと遠い海でやるらしい。
中国とロシアはこれから、もっと仲良くなるんだろう。では、日本はこれから、
どうするべきだろう?「戦争反対!」「戦争は嫌だ!」と、言うだけでは、
外国はおとなしくはならない。日本も力を付けながら、外交で切り抜けるしかないんだよ。
もし、中国とロシアが一緒に攻めてきたら、日本は勝てるわけないじゃん。
アメリカやイタリア(イタリアは、最後の大国になると、聖書に預言があるから)等と
仲良くしておかないと、誰も助けてくれないよ。
日本を攻めたら、日本には強い援軍がいるし、一筋縄にはいかないぞと、
外国に思わせておかないと、、、。
アフガニスタンも長い間ほったらかしにされたんだ。
テロリストの巣窟になったおかげで、やっと注目されて、世界に助けてもらえるように
なったんだ。チベットもほったらかしにされた。小さくて貧しくて、用の無い国だと、
占領されても、誰も関心を示さないのさ。
日本は重要な国でいないといけないんだ。国連常任理事国入りも、徒労に終わったとしても、
常にがんがんアピールして、目立つ国でないと、いけないんだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー駐日露公使が論文「北方領土は侵略の帰結」 日本側に責任転嫁
【モスクワ=内藤泰朗】ロシアのガルージン駐日公使は、一九四五年の旧ソ連軍による北方領土占領について、日本軍国主義の「侵略行為」の帰結であり、反省すべきは日本だとする内容の論文をロシア外交誌「メジドナロードナヤ・ジーズニ(国際生活)」最新号で発表した。さらに同公使は、「日本の歴史認識の誤り」が、日露関係冷却化の原因であるとして、責任を日本側に転嫁した。
ロシア対日外交を担う現役外交官が、対日参戦は「正義の戦いだった」とする旧ソ連史観に逆戻りし、日本の「誤った歴史観」を批判したことは、北方領土返還を拒絶する露政権の強いこだわりを示した。同時に、日露に横たわる歴史認識の深い溝も浮き彫りにした。
「解決策が見つからぬ露日」と題する論文(十二ページ)は、ロシアのラブロフ外相やイワノフ安保会議書記らが編集陣に名を連ねる同誌六月号に掲載された。
同公使はその中で、北方領土問題の起源について、「第二次大戦中、日本がナチス・ドイツの同盟国としてヒトラーの対ソ戦を支援したことを忘れてはならない」と言明したうえで、「日本はアジアと太平洋地域での軍国主義的侵略行為をごまかそうとしている」と非難した。
さらに、「日ソ中立条約に反して参戦したとして、ソ連を侵略者に仕立て上げ、罪のない被害者のように振る舞っている」と日本を批判。「日本の侵略政策に目をつむろうとする人たちの正しくない見解だ」と述べ、ソ連が北方領土を不法に占拠したとする日本側主張を切り捨てた。
公使はまた、日本の小泉純一郎首相の昨年九月の北方領土海上視察など「政治宣伝行為」を強めていることなど「ロシアへの圧力」が日露関係を冷却化させることにつながったとして、日本側の姿勢を非難した。
論文はこのほか、トヨタ自動車の進出など日露の経済や文化関係の進展を歓迎しながら、平和条約締結に向けた「解決策は見つかっていない。多くの時間がかかる複雑なプロセスだ」とのラブロフ外相の言葉で結んだ。
さらに同誌は、歴史教科書や靖国神社など日本側が原因となった問題で日中関係が悪化しているという論文も掲載しており、中露両国の対日歴史観が非常に近いことが理解できる内容となっている。
(産経新聞) - 7月13日2時51分更新