中国は監視する。
以前、中国の政治家が、ワイロか何かで、告発されて、
政治の表舞台から消えていった。
その時の証拠物件が、ビデオテープだった。
ホテルの一室で、彼が他の人を相手に秘密の対談を行っている
様子が、全て映されていた。
その時はお姉さんは、まだ若かったけれども、それを見て
中国とは、監視する国なのだと悟った。頭が悪くてもそれぐらい
誰でもわかるだろう。
ホテルは全て盗聴されている。どこかに隠しカメラが
埋め込まれていると、悟った。
そうでなければ、あんな映像が出てくるはずが無いだろう。
それから、年月がたって、
中国人たちが、インターネットで呼び掛け合って一カ所に集まって
デモをする時代になり、テレビでは、中国人が日本人の店や
日本食レストランや、日本大使館を破壊する場面が映し出される
ようになった。
一見、中国政府はデモを全くコントロールせず、
民衆にやりたいだけ、思う存分暴れさせているように見えたのだった。
中国の機動隊(?)は、暴れる民衆をへらへらと笑いながら見守り、
好きなだけ日本大使館に石とペットボトルを投げさせて、全く止める様子も
無いのだった。
いったい、どうしたのだ、中国?
言論の自由と暴動の自由は、
日本と日本大使館に対してだけ、与えるのか?
お姉さんは、中国は民衆を恐れているのだと、思った。
不平等な世の中になったので、「革命」を恐れているのかしら?
せっかく、みんな平等に貧乏で、幹部だけ金持ちの
安定した国になっていたのにねえ、、、。今度は、事業主だけ、
けたはずれに金持ちになっちゃって、、、。
ところが、お姉さんは間違っていた。実は公安がデモ隊の中にいて、
デモが暴徒化しないように、周りに注意を与えていたのだ。中国も
頑張っていたのだ。残念なのは、その場で、暴れた人を逮捕せず、
暴れた人を、デモの終わった後で、家までつけていって、
それから逮捕したことだった。
そして、厳重注意した後、全員すぐ釈放されたので、あんまり意味が
無かったのではあるが、お姉さんは理解した。
中国は監視し続けているのだ。中国は昔と変わらない
共産主義の国だったのだ。
昔、旧ソ連は鉄のカーテンをひいて、外国の干渉を締め切り、自国民を
しいたげていた。
中国は、竹のカーテンをひいて、それに習っていた。
中国国内で、いったい何が起こっているのか、誰も知らなかった。
いや、知っている記者が中国にいても、日本人には、いっさい
知らされなかった。その記者は、中国の宣伝マン的人物だったので、
日本に知られたくない情報は、コントロールしていたのである。
だから、紅衛兵が知識人や芸術家を弾圧して、
迫害した末、惨殺していても、
多くの芸術作品や美術品、芸能の小道具等が
破壊活動の対象となって、焼かれていても
お姉さんは全然知らなかった。子供だったし、、、。
すずめを殺すキャンペーンを行ったら、翌年虫が増えて、農作物がひどく
やられたらしい。
そんな事ぐらいしか知らなかった。日本人が日本に連れて帰れなかった
中国残留孤児が、迫害にあっていた事も知らなかった。
気の毒な中国のクリスチャン達が、中国政府に迫害されて、強制収容所で
殺されているらしいとは、知っていた。それは、昔の話だった。
でも、今でも基本的には変わりなく、中国は宗教の自由を与えつつも、
公安は内部で監視し続けているのである。
ホテルの部屋には、やっぱり隠しマイクとカメラがあるのだろうし、
街角には、監視カメラがあって、不振人物をチェックしているのだろう。
ロンドンのファイナンシャルディストリックでは、50万のカメラが、
街角に設置され、120人の人間がそれをチェックしている。
テロリスト達のおかげで、放任された自由は死んだ。(パドメのマネ。)
どの国でも、イスラムの原理主義の国ではないなら、
管理された社会で、生きるしかいのちの保証は無い。アメリカも入国の管理を
がっちりするようになった。
いよいよ、未来映画に出てくる、管理するひとつの政府の世界が
出現してくるようで恐い。いずれ自由主義社会も、共産主義社会もさかい目が、
分からなくなり、聖書の預言のように、
額(ひたい)に6ケタ×3の数字を埋め込んで、人間を管理する社会が
出てくるのではないか。共産主義の恐いところは、個人の情報を全て
把握していて、それを必要な時に出してくる事である。
中国に住む外国人は、どこで監視されていても、いいように、
脱税行為や、ワイロの請求に応じるなど、社会的にバレては困る事柄は
慎むようにしたほうがいい。あまりに淫らな性生活も、いつか情報を
利用されかねないので、謹んで欲しい。日本人の醜さを宣伝される材料に
されたら、日本の国益にならない。
「そんなバカな!」と言う人は、信じなくてもいい。
ただ、日本人として、100パーセント恥ずかしくない生活をして欲しい。
中国に留学していた友人が、帰国後話していたことだが、いつも閉じていた
留学生宿舎のドアの側の部屋が、たまたま開いていたので中をのぞきこんだら、
昔のスーパーコンピューターのような機械がずらっと
並んでいて、おびただしい数のテープがくるくる回っていたそうだ。
宿舎は普通にボロくて、近代化していないのに、
そこだけ近代化されていて、奇妙に感じたそうだ。
それが何だったのかは、お姉さんは知らない。ただ、共産国では、
監視されている可能性は
どこでもあると考えて行動するに越したことはないと、
お姉さんは言いたいのだ。
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こんな事を書いてたら、中国の公安が付いてくるかしら?
でも、監視するのって、 中国では常識だよね?
お姉さんはタダの 可愛くないオバサンなの、、、。
付いて来ないでね。
友誼商店で、おみやげを買ったり、観光するだけだから。
あ、そうそう!!
この前、友誼商店で買った、麻100パーセントの
スワトウのブラウスだけどね!!
日本に帰って、ビニール袋から出したら、
タバコで開いたでっかい焼けこげが、
お腹の部分にあって、 使い物にならなかったわ!!
穴が大きくて糸で縫うこともできやしない!! キ~ッ!!
金返せ!タバコを吸いながら、服をたたむなあ!!