青年海外協力隊に不合格!
今年の青年海外協力隊に、健康が理由で不合格になったのは、
全体の約31パーセントの約1211人。
アレルギー、呼吸器疾患、糖尿病、子宮内膜症など、 病弱な人々続出で、
過去最大の不合格率だった。何とか合格した人の中でも、訓練中に、
骨折したり、キレやすかったり、ストレスに弱かったり、不安が残る人達がいた。
不健康な青年が増えているという実感があると、ベテラン検査官が
言っている。
高校生の健康診断にまわっている医師も、同じ事を言っていた。
不健康な高校生が増えているそうだ。
特にアトピーになっている人が 多くなっているそうだ。
やはり食品添加物のせいか?
母親がご飯を作らないので、コンビニ弁当を食べていたのか?
お姉さんは昔、アフリカの難民を助けようとして、青年海外協力隊に
参加しようとしたが、医者か看護婦か、教師など、 何かできる人でないと
受け付けないし、 英語ができないと、他の国の人々と意思の疎通が
難しいのでダメですと、あっさり断られた経験がある。
結構傷ついた。医者になっていればよかった。
志(こころざし)だけでは、ダメなのだった。
健康の問題で不合格ということは、みなさんは他の面では受かった
優秀な面々だったのだ。
残念でした。元気になるよう、しっかり食べて、治療も頑張ってください。
お姉さんはその後英会話教室に通うことになった。
その頃には、すっかりボランティア精神は消えて、日本にいるのが
大好きになっていた。英語の先生も、アフリカの問題は、その国の やり方が
まずいからであって、上の者が動かないと、いつまでも 改善はされない。
逆にボランティアが集まって、 経済が潤っている国も
あるのだと、言っていた。
それでも、ボランティアが必要な国はある。
日本の地味で 地道な協力は、きっといつか芽を出して、若木になり、
いつか大木になって実を結ぶ日がくるのだろう。
青年海外協力隊の皆さまは、本当にすばらしい志をお持ちです。
健康面で不合格の皆さまも、同じだけすばらしい方々です。
お姉さんは、皆さんのことを尊敬していますし、同じ日本人として、
そんな皆さまを誇りに思っています。
でも、なんで最近、不健康な青年が増えているのか、 気になるんです。