日本のお姉さんは、少数民族
日本には、少数民族はいない。
いても、アイヌ民族ぐらいかな。アイヌ語は以前
使用禁止にされていた時期があって、
辛い目にあった人々がいたらしい。悲惨な民族の歴史というのは
一般の日本人には知られていない、。
そうはいっても、今はアイヌの人も普通に就職して生活できるようだし、
他の日本人より、給料が少ないという事もないだろう。
アイヌの子孫だからといって、得になることも、損になることも
ないだろう。
でも、日本の社会では女性であることは損だ。
一部の会社を除けば、女性は男性より給料が安い。ボーナスも安い。
女性であるだけで、給料は「少なめ」である。
男性は、能力がなくても、独身でも妻帯者でも、給料は年々アップされていく。
女性の場合は、年を重ねても給料は男性ほどは上がらず、ある時期で
頭打ちにされる。いったい誰が決めたのか知らないが、女性は普通の日本人並みに
給料はやらなくてもかまわないということになっている。
いくら日本政府が男女平等と目標を掲げても、会社の社長が平等と
思ってはいないのだから、不平等は変えようも無い。
女性でも、長年会社に勤めれば、経験豊かになって
仕事の効率も良く、能力のない男性に比べれば、よっぽど会社の役に立つ人もいるのである。
ある会社の社長も、女子を雇えば、良く働くし、給料は安くすむし、
仕事のできない男性を高い給料で雇うより、よっぽどマシだというような話を
語っていた。
実際、能力のない男性というものは、存在する。天は平等に能力を分配しているのである。
女性は産む性なので、肉体的ハンデは、男性よりある。
産む性は尊敬されるべきことで、それを理由に給料を少なくされるのは辛い。
力仕事では劣るが、事務所で働く分には、関係ないだろう。
女性の給料が、最初から安く設定されるのは、女性が結婚して直ぐに辞めるからだと、
言われている。仕事が上手くなり、これからやっと会社の役に立つという時に、
辞められると、会社としては損である。
確かに入って一年で、寿退社で辞めていく女子には、驚かされる。賢いといえば賢い。
入って3ヶ月目に結婚し、結婚祝いで金一封を貰い、すぐ妊娠。ちょうど産休がとれる時期まで勤めて
会社を辞めるのだ。「腰掛」に来ているといわれても仕方がないなあと思う。
少子化を少しでも改善するために、皆さまには頑張ってもらいたいが、すぐ辞めるから女性の給料は
安いなんて、言ってもらいたくない。
近頃は男性だって、すぐ辞めるんだから。
親が加齢で体調が悪くなり、親がやっていた農業を継ぐために、会社を辞める人もいるし、若い男性は
会社に性格が合わない上司がいると、さっさと辞めていく。賢いといえば賢い。
女性の給料が安いのは、責任を持たされていないからだともいう。
責任は男性が取るものだ。つまり日本の女性は守られているのだ。その代わり給料は少ない。
能力があり、責任ある立場に着き、給料をたくさんもらいたい女性は、会社を辞めないし、
文句も言わず仕事をこなすし、子供も産まない。いや、産めない。そんな時間は無い。
やっと最近、産休として、8週休んでもクビにならない法律ができた。
保育所付きの企業も、ぱらぱら出来てきた。遅い。
男性と同じぐらい働いても、やっぱり男性ほどは給料はもらえていないところが多いと思う。
日本はまだまだ男社会。能力ある女性は独立して、企業を起こした方がいい。
そんなにお金が無くても、規則正しい生活が送れて、自分とペットだけ食べていければいいと
考える女性も中にはいる。なるべく残業無しで、有給休暇を文句を言われずにいただけて、
たまに旅行に行けたら恩の字。日々感謝。老後はのたれ死んでも、今を生きる。という、女
フーテンの寅さんタイプもいる。つつましく生きているのである。
能力によって、女性が給料をいただける日はまだ遠い(ような気がする)。
女性もドングリのせいくらべで、少ないなりに年功序列なのだ。それでも、仕事があるという事を
感謝して、毎日元気にくらしているのだ。やはり会社としては、正式な日本人である男性を
大切にしたいんだと思う。でも、ある日、少子化が進んで女性全員が働くようになったら?
それでも、給料は少なめ?